スポーツマンシップに欠ける振る舞いでビルズOLボビー・ハートに1試合の出場停止処分
2022年09月21日(水) 10:19現地19日(月)に行われたテネシー・タイタンズ戦でタイタンズの選手をパンチし、タイタンズのコーチの頭部を打ったことで、バッファロー・ビルズのリザーブのオフェンシブラインマン(OL)であるボビー・ハートがスポーツマンシップに欠ける振る舞いにより、無給での1試合の出場停止処分を科された。
NFLの声明によれば、ハートは“相手へのパンチを含む、一般的に理解されるスポーツマンシップの原理に反するあらゆる振る舞い”に適用される規定第12条第3節第1項に反したという。
NFLのフットボール運営部門副社長のジョン・ランヤンはハートに送った文書をリーグの声明に含めており、そこには「両チームがトンネルに向かう際、あなたは直接フィールドに向かって対戦相手を探した。あなたはエンドゾーン付近で彼に近づき、他の人々が握手をしている間、一人のコーチがあなたをとどめておかなければならなかった。あなたと相手がトンネル近くのエンドゾーンにくると、あなたは相手に対面し、即座に握った拳で殴り、テネシーのコーチの頭部を打った。あなたの攻撃的な振る舞いは深刻なケガにつながった可能性があり、プロフェッショナルに期待されるハイレベルなスポーツマンシップを反映していないのは明らかだ」とつづられていた。
ビルズが41対7で勝利した試合で、ハートはスナップ24回でプレーしていた。28歳のハートは2015年にドラフト7巡目でニューヨーク・ジャイアンツから指名を受けており、今季はビルズでの2年目にあたる。昨年はタイタンズとビルズに所属していた。
ハートは日曜日に実施されるビルズ対マイアミ・ドルフィンズ戦に欠場し、月曜日にはビルズのアクティブロースターに復帰できる。団体労働協約により、ハートはこの処分に対して上訴可能だ。
【A】