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ジョン・トーマス、ダレル・リーヴィスらが129名のプロフットボールの殿堂近代部門候補に

2022年09月21日(水) 15:37

プロフットボールの殿堂のロゴ【NFL】

プロフットボールの殿堂に迎えられる資格が初めて生じた面々が、2023年の候補者として選ばれている。

2023年の殿堂入り候補に含まれるのが、初めてその対象になる元クリーブランド・ブラウンズのアイアンマン、オフェンシブタックル(OT)ジョー・トーマスや、長年ニューオーリンズ・セインツのガード(G)を務めたジャーリ・エバンスだ。2人は合わせてオールプロ選出10回を数える。キャリア通算125.5回のサックのうち、107.5回をインディアナポリス・コルツでマークしたディフェンシブエンド(DE)ドワイト・フリーニーも候補者となっている。

セーフティ(S)カム・チャンセラーとコーナーバック(CB)ダレル・リーヴィスも初年度で候補入り。チャンセラーはシアトル・シーホークスの“リージョン・オブ・ブーム”のメンバーとしてスターダムにのし上がり、リーヴィスは“リーヴィスアイランド“と呼ばれた驚異的なプレーで相手方のスターワイドアウトたちを孤立状態に追い込んできた。

1シーズンに2,000ラッシングヤード超えを果たしたリーグ史上8人のランニングバックの一人であるクリス・ジョンソンは、初めて資格が生じた中から選ばれた9人の候補者のうち、唯一のスキルプレーヤーだ。

プロフットボールの殿堂の選考対象となるには、最後にプレーしたのが少なくとも5フルシーズン前である必要がある。

2023年の候補者は下記の通り。

【今回が初の対象となる候補者】

RB:クリス・ジョンソン

オフェンシブラインマン:ジャーリ・エバンス(G)、ジョー・トーマス(T)

ディフェンシブラインマン:ドワイト・フリーニー(DE)

ラインバッカー(LB):ナバーロ・ボウマン、ジェームズ・ハリソン

DB:カム・チャンセラー(S)、ダレル・リーヴィス(CB)

パンター(P):シェーン・レクラー

【その他の候補者】

クオーターバック(QB):ランドール・カニンガム、ジェイク・デローム、ジェフ・ガルシア、デイブ・クレイグ、ドノバン・マクナブ、スティーブ・マクネア

RB:ショーン・アレキサンダー、マイク・オルストット(FB)、ティキ・バーバー、ラリー・センターズ(FB)、コーリー・ディロン、ウォリック・ダン、エディー・ジョージ、プリースト・ホームズ、スティーブン・ジャクソン、ボンタ・リーチ(FB)、ジャマール・ルイス、ロレンゾ・ニール(FB)、エリック・メットカーフ(他にWR、PR、KR)、フレッド・テイラー、リッキー・ワターズ、ブライアン・ウェストブルック

ワイドレシーバー(WR):アンクワン・ボルディン、トロイ・ブラウン(他にPR、KR)、ドナルド・ドライバー、ヘンリー・エラード(他にPR)、アービン・フライヤー、*デビン・ヘスター(他にPR、KR)、*トリー・ホルト、ジョー・ホーン、*アンドレ・ジョンソン、チャド・ジョンソン、デリック・メイソン、ムーシン・ムハンマド、アンドレ・ライゾン、ジミー・スミス、ロッド・スミス、スティーブ・スミスSr.、ハインズ・ウォード、*レジー・ウェイン、ウェス・ウェルカー、ロディ・ホワイト

タイトエンド(TE):ダラス・クラーク、ベン・コーツ、ウェスリー・ウォールス

OL:ウィリー・アンダーソン(T)、マット・バーク(C)、ロマス・ブラウン(T)、ルーベン・ブラウン(G)、ドブリカショー・ファーガソン(T)、ケビン・グローバー(C、G)、ジョーダン・グロス(T)、オリン・クロイツ(C)、ニック・マンゴールド(C)、ローガン・マンキンス(G)、トム・ナレン(C)、ネイト・ニュートン(G、T)、ジェフ・サタデー(C)、マーク・シュレーレス(G、C)、クリス・スニー(G)、ブライアン・ウォーターズ(G)、リッチモンド・ウェッブ(T)、エリク・ウィリアムス(T)、スティーブ・ウイスニウスキー(G)

DL:ジョン・アブラハム(DE、他にLB)、*ジャレッド・アレン(DE)、ラロイ・グローバー(DT、NT)、ケイシー・ハンプトン(DT、NT)、ロバート・マシス(DE)、レスリー・オニール(DE)、シメオン・ライス(DE)、クライド・シモンズ(DE、DT)、ジャスティン・スミス(DE)、ニール・スミス(DE)、ジャスティン・タック(DE)、ビンス・ウィルフォーク(DT、NT)、ケビン・ウィリアムズ(DT、DE)

LB:ジェシー・アームステッド、コーネリウス・ベネット、ランス・ブリッグス、チャド・ブラウン、テディ・ブルスキ、ジェームズ・ファリアー、ロンドン・フレッチャー、セス・ジョイナー、ウィリー・マクギネスト(他にDE)、タキオ・スパイクス、パット・スウィリング(他にDE)、*ザック・トーマス、*デマリウス・ウェア、*パトリック・ウィリス、アル・ウィルソン

DB:エリック・アレン(CB)、*ロンデ・バーバー(CB、S)、ドレー・ブライ(CB)、ニック・コリンズ(S)、アントニオ・クロマティー(CB)、マートン・ハンクス(S)、ロドニー・ハリソン(S)、アルバート・ルイス(CB)、テリー・マクダニエル(CB)、ティム・マクドナルド(S)、アレン・ロッサム(CB)、アサンテ・サミュエル(CB)、ボブ・サンダース、チャールズ・ティルマン(CB)、トロイ・ビンセント(CB)、エイドリアン・ウィルソン(D)、ダレン・ウッドソン(S)

パンター/キッカー:ゲイリー・アンダーソン(K)、ジェイソン・エラム(K)、ジェフ・フィーグルス(P)、ジェイソン・ハンソン(K)、ジョン・カセイ(K)、ショーン・ランデタ(P)、ライアン・ロングウェル(K)、パット・マカフィー(P)、マット・ターク(P)

スペシャルチーム:ジョシュ・クリブス(KR、PR、他にWR)、ブライアン・ミッチェル(KR、PR、他にRB)

219名の近代部門ノミニーには67名の攻撃選手と50名の守備選手、12名のスペシャルチーム選手が含まれている。11月のセミファイナルには25名が進出し、1月初旬には15名がファイナリストに選ばれる。

*2022年のファイナリスト

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