ダラス・カウボーイズはバックアップのクオーターバック（QB）と攻撃力のある主力を欠いたレシーバー陣で第2週の勝利にこぎつけた。

今週、カウボーイズは2022年に入って初めて、主力選手を取り戻すかもしれない。水曜日、カウボーイズのヘッドコーチ（HC）マイク・マッカーシーは、ワイドレシーバー（WR）のマイケル・ガラップが今週の練習で“大量のレップス”を行うと話した。ガラップはマンデーナイトフットボール（MNF）として実施されるニューヨーク・ジャイアンツ戦に出場できる可能性があるという。

2021年シーズンの終わりにACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）断裂に苦しんだガラップは、カウボーイズが彼の状態について判断する前に、復帰に向けて今週の残りの練習に励むだろうとマッカーシーはつけ加えた。

第1週でのタンパベイ・バッカニアーズへの敗北のあと、カウボーイズは日曜日にチームを引っ張るベストメンバーとは言えない構成でシンシナティ・ベンガルズに辛勝した。補欠の司令塔、クーパー・ラッシュがレシーバーのノア・ブラウンと連携し、試合終盤にチームをフィールドゴールの距離まで近づける1回を含むパス5回、91ヤードとタッチダウン1回でチームを勝利に導いた。シーディー・ラムもパス7回、75ヤードと重要な役割を果たしたが、驚くべきことにチームのレシーブリーダーは2週に渡ってブラウンだった。

ガラップが復帰すれば、ラッシュをクオーターバックに起用したとしても、カウボーイズの攻撃陣は間違いなく強くなるだろう。また、ラッシュには月曜日に歴史を作るチャンスがある。カウボーイズがジャイアンツに勝利した場合、ラッシュはキャリア最初の先発3試合で勝利したカウボーイズのクオーターバックとして、ロジャー・ストーバックとジェイソン・ギャレットに並ぶ可能性を残す。

ガラップがバックアップの記録達成の手助けをするかもしれない。彼がマンデーナイトの舞台で活躍できるかどうかは注目だ。

【AK】