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QBアレンとは「一緒に年を取りたい」とビルズWRディッグス

2022年09月22日(木) 11:14

バッファロー・ビルズのステフォン・ディッグスとジョシュ・アレン【AP Photo/Jeffrey T. Barnes】

バッファロー・ビルズはこの2週間でロサンゼルス・ラムズとテネシー・タイタンズに圧勝し、合わせて72対17のスコアを記録して勢いよくシーズンのスタートを切った。

ビルズのオフェンスは1試合平均36.0得点と爆発的で、ディフェンスは1試合あたりわずか215ヤードと8.5得点しか与えず、相手オフェンスを見事に抑え込んでいる。

クオーターバック(QB)のジョシュ・アレンとワイドレシーバー(WR)のステフォン・ディッグスによるコンビは誰にも止められない。ディッグスはタッチダウン4回でNFLのトップに立っており、270ヤードという数字でヤード数でも2位につけている。

その秘訣はこのQBとWRの間にあるフィールド上での相性の良さだけではない。2020年にディッグスがビルズに入団してから二人はプライベートでも親しい関係を築いてきた。

ディッグスはアレンについて「彼は家族のようなものだ。二人の写真が載ったクリスマスカードを用意しようとしているところだよ」と『The Rich Eisen Show(リッチ・アイゼン・ショー)』に出演した際に話している。「彼はとんでもないクオーターバックだ。彼と出会った瞬間からなんとなく意気投合した。誰とも気が合うなんてことはない。彼となら一緒に年をとっていけると思ったし、この先も一緒にいる姿が想像できた」

ビルズはアレンとディッグスの活躍を何年も見ていたいところだが、まずはシーズン序盤でのAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区の覇権をかけたマイアミ・ドルフィンズとの対決が現地25日(日)に待っている。

日曜日の試合ではシーズン第3週までに活躍を見せたNFLのトップ3レシーバーが集結する。ドルフィンズのWRタイリーク・ヒルは284レシーブヤードでリーグトップに立っており、ディッグスは270ヤードで2位、そしてドルフィンズのWRジェイレン・ワドルが240ヤードで3位につけている。

2週間を終えて、3人のワイドアウトの超絶的な技巧が光っている。

ディッグスは、2007年にカロライナ・パンサーズのWRスティーブ・スミスがその記録を打ち立てて以来、シーズン最初の2試合で250以上のレシーブヤードと4回以上のレシーブタッチダウンを記録した初めての選手となった。

2022年のディープレシーブヤード(『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』による20ヤード以上のエアヤード)では、ヒルは131ヤードで1位に、ディッグスが99ヤードで2位に位置している。

2022年のキャッチ後のヤード数ではヒルが115ヤードでワイドレシーバーのトップに立ち、ワドルが111ヤードで次に続く。ビルズのディフェンスは相手に1レシーブあたりのキャッチ後ヤード数でNFLで4番目に低い4.4ヤードしか許しておらず、これらは日曜日の試合を前に重要なスタッツとなる。

日曜日の午後一には、フィールドのどこからでも得点できる二つの爆発的なオフェンスが激突することで、火花が散る戦いが見られることだろう。

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