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イーグルス戦で惨敗のQBウェンツは「立ち直るだろう」とコマンダースHCリベラ

2022年09月29日(木) 10:02


ワシントン・コマンダースのカーソン・ウェンツ【AP Photo/Rick Osentoski】

ワシントン・コマンダースのクオーターバック(QB)カーソン・ウェンツはフィラデルフィア・イーグルスに大敗した現地25日(日)の試合でサックを9回受け、わずか58%のパス成功率で211ヤードしか稼げず、ファンブルも喫するという散々な結果に終わっている。

しかしながら、ヘッドコーチ(HC)のロン・リベラはこの悲惨な一日を機に、今後もウェンツのパフォーマンスが悪くなることは懸念していないようだ。

リベラHCは『NBC Sports Washington(NBCスポーツ・ワシントン)』のJPフィンレイに「カーソンのことは心配していない」と話している。「カーソンは立ち直るだろう。彼は立ち直りの早い若者だ。責任をしっかりと認める彼の記者会見はとても良かった。自分で責任を負い、これはチーム戦であり、われわれ全員に責任があることを皆に理解させようとした。そして、私は彼の意見に反対ではない。私も含め、全員に責任がある」

「それでも危機感はある。“勝ちたい”、“やってやるぞ”という気持ちはあるんだ。先週もそうだった。われわれは勝ちたかった。そのために努力をしているし、毎週そのようにやっていくつもりだ。ただ、時には思い通りにならないことがある」

ウェンツはジャクソンビル・ジャガーズとデトロイト・ライオンズの両チームに対しては310ヤード以上を投げて、シーズン開幕の2試合では安定したプレーを見せていたものの、日曜日はプレッシャーにうまく対処できなかった。

今シーズンすでに15回(ここ2週間で14回)もサックされているウェンツは、NFL内でシンシナティ・ベンガルスのQBジョー・バロウと並んで最多タイとなっている。3試合を通してウェンツは4回のインターセプトを喫しながらも、パサーレーティングが90を超える2人のQBのうちの一人(もう一人はグリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース)で、彼の好不調の激しいプレーが浮き彫りになっている。

プレッシャーに対するウェンツの能力は、3試合を通して13回のサックと25回の QBヒットでNFL内3位につけているダラス・カウボーイズと対戦する2日(日)の試合で極めて重要になってくる。『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、NFLで最もサックされているQBが、サックを最も多く記録しているディフェンスを擁するチーム(最多タイを含む)と対戦する試合で先発するのは、2017年以来のことだという。

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