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QBジョーンズの欠場も“攻撃を完全に変えることはない”とペイトリオッツQBコーチ

2022年09月29日(木) 09:53


ニューイングランド・ペイトリオッツのブライアン・ホイヤーとマック・ジョーンズ【NFL】

現地25日(日)のボルティモア・レイブンズへの敗戦の際、足首のケガに苦しんだマック・ジョーンズは数試合欠場する見込みだが、ニューイングランド・ペイトリオッツは不測の事態に対応しようとしているようだ。

予想通り、ペイトリオッツはジョーンズが欠場する正確な試合数について沈黙しているが、欠場している間はベテランのブライアン・ホイヤーが代役を務める予定で、ルーキーのベイリー・ザップも出番を待っていることだろう。

クォーターバック(QB)コーチのジョー・ジャッジは火曜日、シグナルコーラーの強みに合わせて攻撃陣を調整するのがいつもの手段だが、プレーブックを書き換えることは考えていないと語った。

ジャッジは『Boston Herald(ボストン・ヘラルド)』に「明確なこととして、ブライアンはこれまでのキャリアでわれわれが実行するものもしないものも、たくさんの作戦を遂行してきたと思う。そこから先に進んで、攻撃を完全に変えることはしたくない。われわれは作戦においていくつかの進歩を遂げていたように思う。しかし同時に、われわれは最も上手くいく位置に選手を配置するように取り組んできた」と話した。

「ブライアンとマックとベイリーとでは、できることが違う。3人ともそうだ。しかし、それがわれわれのチームのアイデンティティ、目指しているものを変える理由になるだろうか。必ずしもそうではない」

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ジアルディによると、ペイトリオッツのヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックは水曜日、2年目のクオーターバックがここ24時間から48時間で多くの進歩を遂げているとし、ジョーンズと”一日一日”前へ進んでいると記者団に語った。

ジョーンズが足首のケガにどう対処しているかを具体的に聞かれたベリチックは、「私がどうやって判断するんだ? 医者のようにか?」と答えている。

3週目まで終わった段階で、ペイトリオッツの攻撃陣は得点で25位、ラッシュヤードで13位、パッシングヤードで11位と、ちょうどすべてのカテゴリで中途半端な結果になっている。ジョーンズを欠く状況では、ランニングバック(RB)のデイミアン・ハリスとラモンドレ・スティーブンソンというバックフィールドのタンデムに頼ることが意味を成してくるだろう。

日曜日のグリーンベイ・パッカーズとの試合で、ホイヤーは2020年シーズン第4週に、リザーブ/COVID-19(新型コロナウイルス感染症)リストに入ったQBキャム・ニュートンの代わりとして出場したカンザスシティ・チーフス戦以来の先発を務める。そのチーフス戦には大敗し、ホイヤーは後半にジャレット・スティッドハムと交代するまでパス24回中15回成功、パスヤード130ヤード、インターセプト1回を記録している。ホイヤーは2017年シーズン、サンフランシスコ・49ersで0勝6敗して以来、1シーズンで2試合以上先発したことがなく、過去11回の先発ではいずれも敗北している。

【AK】