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レイブンズDTマイケル・ピアースが二頭筋の手術でシーズン終了に

2022年09月30日(金) 10:19

ボルティモア・レイブンズのマイケル・ピアース【AP Photo/Rick Scuteri】

マイケル・ピアースのボルティモア帰還は3試合で終わってしまった。

ボルティモア・レイブンズのディフェンシブタックル(DT)であるピアースが、現地29日(木)にシーズン終了となる二頭筋の手術を受けると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。その後、レイブンズはピアースを故障者リザーブ(IR)に登録している。

ベテランのピアースはレイブンズがシーズン第3週にニューイングランド・ペイトリオッツを下した試合で二頭筋を断裂。当初は2022年のいずれかの時点でプレーを再開できるのではないかとの希望があったものの、レイブンズに戻ってから最初のシーズンは10月を待たずに幕を閉じることになった。

プロ6年目に力強いスタートを切っていた29歳のディフェンシブタックルであるピアースにとっては残念なニュースとなった。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によれば、ピアースは守備のグレードで86.9をマークし、インテリアディフェンダーの中で5位に入っていたという。

2016年にサムフォード大学からドラフト外フリーエージェントとしてNFLのキャリアを開始したピアースは、レイブンズと契約した新人時代からチームの守備陣の中で確かな役割を得ていた。2017年から2019年にレイブンズのインテリアディフェンスの中心になった後、フリーエージェンシーでミネソタに移っている。

2020年をCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックの影響でオプトアウトしたピアースは、1シーズンだけプレーしたミネソタ・バイキングスからリリースされた。それによってボルティモアに戻ってきたピアースは、2023年を視野に今季の残りを回復に費やすことになる。

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