“プロボウル・ゲームズ”に選出された選手は医療上の問題がない限り参加が必須に
2022年09月30日(金) 09:53NFLがプロボウルに関する変更を行った影響で、リーグとNFLPA(NFL選手会)の間の取り決めを修正する必要が生じていた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地29日(木)、“The Pro Bowl Games(ザ・プロボウル・ゲームズ)”に選出された選手は医療上の問題がない限り、参加を求められると報じた。これはNFLとNFLPAが合意した内容の最大の注目点だと言えよう。
フラッグフットボールの試合は7対7で行われるため、ラインマンは参加しない。もちろん、ラインマンにもやるべきことはあり、そういった選手たちはプロボウルウイークの日曜日に、試合の代わりにスキルイベントに参加することを求められる。取り決めにはスタジアムでスキルイベントが行われることが記載されているものの、具体的な内容は明かされていない。
補足文書によると、技能競技やイベントにはドッジボール、ベストキャッチ、スレッド・ザ・ニードル、クオーターバックドリルなどが含まれているが、これらに限定されるわけではないとのこと。この点に関してはプロボウルのプランナーがさらなる創造性を発揮する余地が残されている。
勝ったチームの選手には8万4,000ドル(約1,214万円)、負けたチームの選手には4万2,000ドル(約607万円)が支払われる予定だ。
従来のプロボウルのような接触を伴う試合は行われないため、リーグとNFL選手会は出席と報酬に関する新たな要件を決定するための正式な合意を必要としていた。これらの詳細が打ち出され、リーグは2月上旬にラスベガスで行うイベントに向けて本格的に動き出せるようになったようだ。
【RA】