ニュース
カウボーイズLBグレゴリー、10試合の出場停止処分決定
2016年10月01日(土) 09:22
NFLのスポークスマンによると、NFLの薬物規定に違反したダラス・カウボーイズのラインバッカー(LB)ランディ・グレゴリーは現地29日(木)、公式に10試合の出場停止処分を受けることとなった。なお、罰金は科されていない模様。
治療プログラムを終え、3週間前にカウボーイズの欠席リザーブリストから外れていた2年目のグレゴリーは現在、禁止薬物使用による4試合の出場停止処分中であり、その内の3試合をすでに消化したところであった。10試合の出場処分が始まれば、12月19日までグレゴリーはチームに戻ることができない。今季、グレゴリーがカウボーイズで試合に出場するとなれば最短でも12月26日に行われれる第16週のデトロイト・ライオンズ戦となる。
グレゴリーは2週間前に停止処分への控訴を取り下げていた。
NFLスカウティング・コンバインでの薬物検査において陽性反応が示されたグレゴリーは、2015年ドラフトのトップ10に入る目玉プレーヤーであったにもかかわらず、2巡目でカウボーイズから指名。ネブラスカ大学でスターだったグレゴリーはドラフト前インタビューでもプロの世界での“精神的な厳しさ”を乗り越える力が懸念されていた。
スティーブン・ジョーンズ上級副社長兼COO(最高執行責任者)は数カ月前、2年目のグレゴリーが薄氷の上に立っている状態だと明言。
グレゴリーが2月に4試合の停止処分を受けた後、ジョーンズは「残念だ。われわれはランディへの責任と期待を明確にしていく。彼は問題を克服して更生せねばならない」とコメントしていた。