現地4日（火）、ピッツバーグ・スティーラーズのヘッドコーチ（HC）マイク・トムリンが、シーズン第5週に組まれたバッファロー・ビルズ戦ではドラフト1順目で指名されたルーキーであるクオーターバック（QB）ケニー・ピケットがミッチェル・トゥルビスキーに代わって先発することを認めた。

「今週はケニーが先発する」と話したトムリンHCはこう続けている。

「われわれは変化を起こした。ミッチのパフォーマンスも決断に含まれているが、それだけが要素ではなかった。その点ははっきりさせておきたい。クオーターバックというポジションにはあまりにも多くの称賛が寄せられることがあり、あまりにも多くの批判がされることもある。われわれは自分たちの望むほどスムーズにボールを動かしていなかった。十分な得点を挙げていなかった。クオーターバックはそういった事態の構成要素だが、唯一の要素ではない。特にそういったフェーズについては、自分たちができていないことについてはわれわれ全員がその責任を引き受けなければならない。それは私自身にも言えることで、私が真っ先に挙げられる」

トムリンHCはピケットの先発起用はトゥルビスキーのパフォーマンスだけが理由ではないとしつつも、チームにはスパークが必要だと感じたと語った。

「クオーターバックの変更を行う際、何がその要素となったかについては非常にセンシティブになる。なぜなら、私はミッチの足元で起こったことについての責任を放棄したくないからだ。それでは彼にとってフェアではない――彼はそういった記述よりも優れたプレーをしていた――が、われわれはそんなことはしていない。もっと良くなり、もっと多くの得点を取り、ボールをもっとスムーズに動かそうという努力の中で、われわれのスパークになってくれることを期待してケニーで行こうと決断した」

トムリンHCはチームキャプテンとしてトゥルビスキーがビルズ戦でコイントスを行うとつけ加えた。ビルズはトゥルビスキーが以前に所属していたチームだ。

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