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QBタゴヴァイロアの復帰時期は未定とドルフィンズHCマクダニエル

2022年10月11日(火) 11:34


マイアミ・ドルフィンズのトゥア・タゴヴァイロア【AP Photo/Joshua A. Bickel】

マイアミ・ドルフィンズのヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルが現地10日(月)、クオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアとテディ・ブリッジウォーターはリーグの脳しんとうプロトコルに入っており、両選手ともに明確な復帰時期は定まっていないと報道陣に述べた。

マクダニエルHCはタゴヴァイロアの健康状態を取り戻すことに重点を置いていると強調しつつ、タゴヴァイロアがまだフットボールの活動に戻れる状態ではなく、12時間から24時間ごとに評価を受けていると明かした。一方で、タゴヴァイロアはチーム施設に現れている。

バックアップQBのブリッジウォーターについては、日曜日も月曜日も脳しんとうの症状を見せていないが、NFLとNFLPA(NFL選手会)が土曜日に発表した最新の脳しんとうプロトコルによって脳しんとうを発症したのと同様に扱われているとマクダニエルHCは指摘した。

新人QBスカイラー・トンプソンは日曜日、ブリッジウォーターが試合から除外されたこと受けて代わりに出場。シーズン第6週に実施されるミネソタ・バイキングス戦にブリッジウォーターもタゴヴァイロアも出場できない場合、トンプソンが先発するとみられている。

マクダニエルHCによれば、ブリッジウォーターはプロトコルをクリアすれば、制限付きではあるものの、木曜日に練習に参加する可能性があるとのこと。

シーズン第5週に敗れたニューヨーク・ジェッツ戦でタゴヴァイロアの代わりに先発したブリッジウォーターは、最新の脳しんとうプロトコルに従って試合から除外された。

先週末から有効になったプロトコルの具体的な変更点は、再出場の可否を決定する強制的な“復帰不可”の症状に“運動失調”の診断が追加されたことだ。

NFLとNFLPAは土曜日に発表した共同声明で、運動失調は“神経学的な問題によって引き起こされるバランス/安定性、運動協調性、または言語機能の異常と定義される”としている。

【RA】