銃撃を受けてから6週間を経てRBロビンソンJr.は「準備万全」とコマンダースHCリベラ
2022年10月11日(火) 12:58現地9日(日)、ワシントン・コマンダースはテネシー・タイタンズに21対17で惜敗を喫したものの、ランニングバック(RB)ブライアン・ロビンソンJr.が銃弾を受けてから6週間でラインアップに復帰したことは個人的な勝利だと言えるだろう。
『ESPN』によると、ロビンソンJr.は試合後に「普通の感情じゃなかった。説明することすらできない」と語ったという。
ロビンソンJr.は8月下旬に強盗未遂事件の被害者となり、2発の銃弾を受けた。手術を受けた後、NFI(非フットボール故障者)リストに載せられた状態でシーズン開幕を迎えている。
それから6週間が経ち、タイタンズ戦でプロデビューを果たしたロビンソンJr.はチーム最多9回のキャリーをマーク。コマンダースは試合前に行われる催しの最後にロビンソンJr.を紹介した。
Comeback complete @BrianR_4 | #HTTC pic.twitter.com/ddbZxfuo2p
— Washington Commanders (@Commanders) October 9, 2022
「カムバック完了」
「良い気分だ」とコメントしたロビンソンJr.は「フィールドに戻ってきた。良いときもあれば悪いときもあったけど、今日、ついにすべてが光に照らされた。ファンやチーム、関わってくれた人全員と一緒に戻ってこられて、ただただ本当に幸せだ」と続けている。
ロビンソンJr.はわずか16回のスナップにしか参加していなかったにもかかわらず、最長6ヤードのランを含めてキャリー9回、22ヤードをマーク。ヘッドコーチ(HC)ロン・リベラがこの新人をコマンダースのトップRBとして起用しようと考えているのは明らかだ。19回のスナップに参加したRBアントニオ・ギブソンはキャリー3回、6ヤードという記録にとどまっている。
劇的な復活を遂げた後にデビューを果たしたロビンソンJr.は今後、さらに出場機会を増やす可能性がある。
「もうその部分は終わった。彼は準備万全だ」とリベラHCは強調した。
コマンダースが復帰直後のロビンソンJr.にどれほどプレーさせるかはまだ分からない。シカゴ・ベアーズと対戦するシーズン第6週のサーズデーナイトフットボールに向けて、コマンダースはショートウイークを過ごしている。
【RA】