カーディナルスWRマーキス・ブラウンが足を骨折、6週間の離脱の見込み
2022年10月18日(火) 11:02トレードでワイドレシーバー(WR)ロビー・アンダーソンを獲得したアリゾナ・カーディナルスだが、一方でWRマーキス・ブラウンをケガで失っている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話をもとに伝えたところよれば、ブラウンは日曜日に19対9でシアトル・シーホークスに敗れた試合で足に手術を必要としない骨折を負ったという。このケガの回復に要する期間は約6週間。ブラウンはロバート・アンダーソン医師にセカンドオピニオンを求めている。
ブラウンは故障者リザーブ(IR)に登録されると見られている。カーディナルスのヘッドコーチ(HC)であるクリフ・キングスベリーは現地17日(月)、ブラウンの離脱は“無期限“だと話した。
ブラウンは第4クオーターの終盤にクオーターバック(QB)カイラー・マレーからのディープパスをインターセプトされた際にケガを負った。敗戦後、ブラウンが保護ブーツを着用して歩いている姿が見られている。
カーディナルスはドラフト当日のトレードで、全体23位指名権と引き換えにレイブンズから元1巡目指名選手であるブラウンと全体100位指名権(ディフェンシブエンド/DEマイジェイ・サンダースを指名)を獲得していた。
今回の負傷はカーディナルスにとって大きな打撃だ。ブラウンはキングスベリーHCの攻撃陣において唯一輝いている存在だった。“ハリウッド”ことブラウンはキャッチ43回で485ヤードとタッチダウン3回を記録。過去5試合のそれぞれで68ヤード以上をマークし、シーズン第3週のロサンゼルス・ラムズ戦では140ヤードを獲得している。ブラウンは昨シーズンにマークしたキャリア最高である1,008ヤードを更新するペースでここまできていた。
6試合の出場停止処分を科されていたディアンドレ・ホプキンスが月曜日にその期間を終えており、カーディナルスはレシーバーたちがフィールドにそろうことで安定しない攻撃陣が活性化することに希望を持っていた。しかし、それはもう少し待たなくてはならない。
相次ぐ負傷の中で、カーディナルスにはレフトガード(LG)ジャスティン・ピューがシーズン終了の膝の負傷を抱えたのではないかとの懸念があるとラポポートが伝えた。
カーディナルスはシーズン第7週の幕開けとなるサーズデーナイトフットボールで、ニューオーリンズ・セインツをホームに迎える。
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