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チャージャーズ戦を前に、チーフスが脳しんとうのWRジュジュ・スミス・シュスターを除外

2022年11月19日(土) 09:50


カンザスシティ・チーフスのジュジュ・スミス・シュスター【AP Photo/Godofredo A. Vasquez】

現地17日(木)にメコール・ハードマンが故障者リザーブに登録されたことで、カンザスシティ・チーフスはトップレシーバーの1人を欠いた状態でシーズン第11週に突入している。

もう一人、故障者リザーブリストに登録された選手がいる。シーズン第10週に脳しんとうを発症したワイドレシーバー(WR)ジュジュ・スミス・シュスターが金曜日に除外された。

この結果、チーフスは今シーズンの獲得ヤード数でチームトップ4のパスキャッチャーのうち、2人を欠いた状態でロサンゼルス・チャージャーズとの同地区対決に臨むことになった。トラビス・ケルシーが740ヤード、タッチダウン8回でチームトップの記録を残す中、スミス・シュスターは615ヤード、タッチダウン2回で2位に、ハードマンは297ヤード、タッチダウン4回で4位につけていた。

チーフスにとって良いニュースとしては、ワイドレシーバー(WR)陣の層の厚さがある。マルケス・バルデス・スカントリング (キャッチ26回、441ヤード、タッチダウン1回) は出場可能で、ジャスティン・ワトソン、新人のスカイ・ムーアと無限の可能性を秘めた元1巡目指名、新加入のカダリウス・トニーらも出場可能だ。

スミス・シュスターとハードマンの欠場は、チームがパトリック・マホームズに多くのオプションを提供できないということを意味するため、金曜日の発表は互いに関連している。

チーフスは先週、今シーズン苦労しているジャクソンビル・ジャガーズに対して、主力の2人なしで健闘したが、第2クオーターの途中まではスミス・シュスターが出場していた。その時点で、チームはすでに14対0でリードしていた。

チャージャーズとの試合で、チーフスは2人の欠場の影響を感じさせないプレーを展開するかもしれないが、ライバル同士の試合では試合展開が複雑になる傾向があるため、選手層の不足は普段より多くの懸念を引き起こす。しかし、チーフスは前進し、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区で圧倒的なリードを得られるような勝利を期待している。

【AK】