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ファルコンズTEピッツがIRに、MCL断裂との見方が濃厚

2022年11月22日(火) 08:57

アトランタ・ファルコンズのカイル・ピッツ【AP Photo/John Bazemore】

アトランタ・ファルコンズのタイトエンド(TE)カイル・ピッツの2年目シーズンは、現地20日(日)に負った膝のケガによって終了したかもしれない。

月曜日にMRI検査を受けたピッツはMCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)を断裂したと考えられており、手術が必要になると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話として伝えた。今後の方針を決定する前に、ピッツはセカンドオピニオンを求めている。ファルコンズは後に、ピッツを故障者リザーブ(IR)に登録したことを明かした。

ピッツはファルコンズがシカゴ・ベアーズを下した試合の第3クオーター序盤に膝を負傷しており、時間をかけてメルセデス・スタジアムのターフから立ち上がった後、サイドラインまでジョギングで退いている。ファルコンズは当初、ピッツがMCLの捻挫を抱えたと考えていたものの、月曜日に実施されたMRI検査によって予測よりも深刻なケガであることが分かっている。

2022年シーズンはピッツにとって良いシーズンとはなっておらず、ルーキーイヤーと同じくらいのインパクトを残すのに苦労していた。NFLでの初年度に1,000レシービングヤード超えを達成したピッツだが、2年目はこれまでのところキャッチ28回、356ヤードとなっている。とは言え、タッチダウンについては昨年の1回に対し、2回をすでにマークした。

ファルコンズ攻撃陣のアプローチもピッツの追い風になっていない。クオーターバック(QB)マーカス・マリオタの下、ファルコンズは今季の複数の試合で積極的にパスゲームを回避しており、ピッツが5勝6敗となっているファルコンズに違いをもたらす能力を発揮する機会が少なくなっていた。

膝の負傷でシーズン終了という結果は、誰も望んでいない。セカンドオピニオンがわずかな希望の光となっているが、今のところはシーズン終了との見方が濃厚だ。

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