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コマンダースが指を負傷していたQBウェンツに練習への復帰を指定

2022年11月24日(木) 09:52

ワシントン・コマンダースのカーソン・ウェンツ【AP Photo/Nam Y. Huh】

現地23日(水)、ワシントン・コマンダースがクオーターバック(QB)カーソン・ウェンツに練習への復帰を指定したと発表している。

ウェンツはシーズン第6週に勝利したシカゴ・ベアーズ戦で指を骨折し、故障者リザーブ(IR)に置かれてから欠場を余儀なくされてきた。今回の復帰指定により、ウェンツがIRからアクティブロースターへ戻るまでの21日間の期間がスタートしている。期間内にアクティブ登録できなければ、コマンダースは再びウェンツをIRに戻さなければならない。

コマンダースはQBタイラー・ハイニケが代わりに先発を務めるようになってから4勝1敗となっている。ヘッドコーチ(HC)ロン・リベラはハイニケが今後も先発にとどまり、復帰後のウェンツにはバックアップを任せると発表。一方で、ウェンツはまだ万全ではないため、次回の試合では新人QBサム・ハウエルが引き続きハイニケのバックアップを務めると報道陣に明かしている。

ウェンツは10月17日に投球側の手の手術を受けて成功し、その直後からリハビリを開始していた。リベラHCによると、ウェンツは負傷後も良好な状態を維持し、先週に投球を再開する許可が出たとのこと。

今オフシーズンにコマンダースにトレードされた後、ウェンツはシーズン最初の6試合に先発出場した。通算でパス232回中144回成功(パス成功率62.1%)、1,489ヤード、タッチダウンパス10回、インターセプト6回を記録。他にも79ランヤードをマークしたウェンツはサック23回、ファンブル6回(うちロスト1回)を喫している。コマンダースはウェンツが先発した試合で2勝4敗となっていた。

一方のハイニケは今季に先発した5試合で、パス148回中90回成功(パス成功率60.8%)、1,031ヤード、タッチダウン5回、インターセプト4回をマーク。ランでは62ヤード、タッチダウン1回を数え、サック9回、ファンブル2回(うちロスト1回)を喫している。

6勝5敗のコマンダースは日曜日に5勝6敗のアトランタ・ファルコンズを迎え撃つ予定だ。その後、シーズン第14週のバイウイークを挟んでニューヨーク・ジャイアンツと2試合連続で対戦する。

【RA】