ライオンズ1巡目指名のWRウィリアムズが第13週にACL断裂から復帰か
2022年11月25日(金) 10:20デトロイト・ライオンズの1巡目指名選手であるワイドレシーバー(WR)ジェイムソン・ウィリアムズがNFLデビューする瞬間は、彼がタスカルーサからモータウンに来るかなり前から待ち望まれていた。
それは早ければジャクソンビル・ジャガーズをホームで迎え撃つシーズン第13週になるかもしれない。
このルーキーワイドレシーバーが来週のフルスピードでの練習を問題なくこなすことができれば、アクティブになる可能性が高いと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地24日(木)に報じている。
アラバマ大学在籍中にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したウィリアムズは、シーズン第12週のバッファロー・ビルズ戦の直前に練習に復帰しているが、この時チームはフルスピードで練習を行っていなかった。とはいえ、ラポポートが指摘するように、スピード狂のウィリアムズの準備が整っていなければ、ライオンズは練習に参加させていなかっただろう。ラポポートによれば、今週のウィリアムズはミーティングに参加するなど常にチームと行動をともにしており、リハビリの特訓もトップスピードで行っているとのことだ。
2つ目の1巡目指名権でライオンズに全体12位で指名されたウィリアムズは、 2022年NFLドラフトの上位15位指名選手の中で唯一、今シーズンまだフィールドに立っていない。ウィリアムズは2022年のカレッジフットボールプレーオフのナショナルチャンピオンシップでアラバマ大学がジョージア大学に33対18で敗れた際にACLを断裂している。だが、このケガによってライオンズがトレードアップでウィリアムズを獲得するのを諦めることはなかった。彼はアラバマ大学での3シーズン目に79回のレシーブで1,572ヤードとタッチダウン15回を記録している。
ウィリアムズの獲得はライオンズの長期計画の一部と見られてきたが、スピードを誇るこのワイドアウトをフィールドに送り込むことで、ライオンズのシーズンに期待と興奮がもたらされることだろう。
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