ニューイングランド・ペイトリオッツのアウトサイドラインバッカー（OLB）マット・ジュードンは14.5回のサックでリーグ内同率首位に立っており、NFLで最も破壊的なプレーヤーの一人だ。しかし、ジュードンはチーム内でさえ自分がトップのパスラッシャーだとは思っていない。

アリゾナ・カーディナルスに27対13で勝利したマンデーナイトの試合で、クオーターバック（QB）コルト・マッコイを3回サックした3年目のラインバッカー（LB）ジョシュ・ウチェをジュードンは絶賛している。

「俺は最高のパスラッシャーじゃないって言っただろ。俺たちの最高のパスラッシャーは頭角を現し始めたところだ」とジュードンはウチェについて述べている。「相手は彼をブロックすることも考えるべきだな。それをせず、俺のことばかり気にしてこっちサイドを守っていたら、ウチェが毎週サックを決めるだろう。彼が自信を持って堂々とプレーしている姿は最高だ。NFLに入ってから一番多く出場した試合だったから、その分負担も大きかったけど、彼はフィールド上で大活躍を見せてくれた。俺たちは分かっていたさ、彼がどんな選手かは。ドラフト順位もけっこう高かったし、実力を発揮し始めたから、これからは注目されるだろう」

2巡目に指名されたミシガン大学出身のウチェはここ数週間で躍進した。24歳の彼は今季10回のサックを記録しており、そのすべてを過去6試合で成功させている。直近5試合のうち3試合で2回以上のサックを決め、月曜日とシーズン第9週にインディアナポリス・コルツを下した試合では3回をマークした。

LBレイクワン・マクミランも「彼はトップクラスだ」とウチェを称えている。「背番号55番はこれから毎週出場することになるから、彼はトップクラスのフットボール選手だ」

シーズン初めのウチェは試合の状況に応じて起用される程度のパスラッシャーだったが、ここにきて出番が増えている。月曜日には今季最多となる48回のスナップ（全体の64%）に参加し、前週のバッファロー・ビルズ戦でも32回で2番目に多い。ウチェの次の成長段階は、ペイトリオッツをポストシーズン進出へと導くことのできるディフェンスで、ジュードンの反対側でフルタイムの役割を果たすことだろう。

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