ニュース

コマンダースとの重要な一戦を前に「何がかかっているか分かっている」とジャイアンツOTトーマス

2022年12月14日(水) 13:41


ニューヨーク・ジャイアンツのアンドリュー・トーマス【Aaron M. Sprecher via AP】

2週間前、ニューヨーク・ジャイアンツとワシントン・コマンダースはメットライフ・スタジアムで20対20の引き分けに終わった。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区のライバル同士がそれぞれ7勝5敗1分という成績で並んでいる中、現地18日(日)夜にフェデックス・フィールドで実施されるリマッチはプレーオフのような雰囲気に包まれるだろう。

ジャイアンツのオフェンシブタックル(OT)アンドリュー・トーマスは月曜日に「俺たちは何がかかっているか分かっている。だから、それに伴うメンタリティもすでに分かっている。ワシントンは素晴らしいチームだし、今年のうちの地区はすごくいい。だから、この試合が何を意味するかは分かっているし、そのためにベストを尽くして準備している」と語った。

コマンダースは現在、第6シードに位置している。一方で、ジャイアンツはフィラデルフィア・イーグルスに大敗を喫した後に第7シードの位置に転落した。日曜日の試合で勝利した方が相手をしのぎ、3試合が残されている中で大きなアドバンテージを得ることになるだろう。

今季、ジャイアンツは6勝1敗と好調なスタートを切っていた。しかし、その後は著しく勢いを失い、ここ6試合の成績は1勝4敗1分となっている。また、その4敗のうち8点差以内に収まったのはわずか1試合だけだ。

日曜日の再戦でコマンダースを制することが、悪化を食い止めてプレーオフ進出の夢をつなぎ止めることに直結すると、ジャイアンツは分かっている。つまり、ディフェンシブタックル(DT)デクスター・ローレンスからのメッセージは、日曜日の大一番に向けて、今週はもう少しだけできることをやろうということを意味している。

『Associated Press(AP通信)』によると、ローレンスは「みんな、もうちょっと確認して、相手の試合をもうちょっと勉強しようぜ。すでにやっていることを、あとちょっとだけやろうという話さ」とコメントしたという。

両チームともに、日曜日の試合にはプレーオフの試合のような心づもりで挑むはずだ。勝者が優位に立つ。敗者はすぐに敗退するわけではないが、シアトル・シーホークスやデトロイト・ライオンズ、そしてグリーンベイ・パッカーズさえもが最後の数週間でプレーオフ進出の最後の1枠を狙っていく中で、確実にその争いに巻き込まれるだろう。

【RA】