インディアナポリス・コルツのランニングバック（RB）ジョナサン・テイラーの2022年シーズンは終了した可能性が高い。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地19日（月）に状況を知る人物の話をもとに伝えたところによると、テイラーは土曜日に大敗を喫したミネソタ・バイキングス戦でハイアンクルスプレインに見舞われたという。テイラーは現在も医師と話し合いを続けているものの、今シーズン中に再びプレーする可能性は極めて低いと見られている。

あと3試合が残されている中で現在4勝9敗1分のコルツは、AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）南地区の争いから正式に脱落したわけではない。しかし、奇跡的にプレーオフ進出を果たすには、テネシー・タイタンズとジャクソンビル・ジャガーズの両方が崩壊した上でコルツが3連勝する必要がある。土曜日に行われたバイキングス戦で、ハーフタイムの時点で33対0で優位に立っていたところからまさかの逆転負けを喫した結果、コルツは暫定ヘッドコーチ（HC）ジェフ・サタデー（1勝4敗）の下、4試合連続で黒星を重ねている。

テイラーはわずか2回のスナップに参加した後に試合を離脱。13ヤードのキャッチを決め、そのプレーで負傷している。

このケガにより、テイラーのシーズンは一足早く終わりを迎えることになりそうだ。2021年シーズンにキャリー322回を記録してラッシングリーダーとなったテイラーは、キャリー192回、861ヤード、タッチダウン4回という記録で2022年シーズンを終える可能性がある。

明るい側面としては、コルツがテイラーに治療のための時間を与えることができ、これ以上彼の足に負担をかけずに済むという点が挙げられる。テイラーは今季が終わるまでの余分な時間を使って足首のリハビリをすることができ、2023年シーズンに向けて準備できるはずだ。

【RA】