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パッカーズがラムズ戦を前にWRワトキンスを放出

2022年12月20日(火) 08:34


グリーンベイ・パッカーズのサミー・ワトキンス【AP Photo/Morry Gash】

ワイドレシーバー(WR)サミー・ワトキンスのグリーンベイでの初年度が全18週にわたって継続することはない。

グリーンベイ・パッカーズがベテランレシーバーのワトキンスを放出すると、現地19日(月)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが状況を知る人物の話を元に伝えた。ワトキンスはリリースの前にウェイバーにかけられる。

パッカーズは後にこのニュースと、ランニングバック(RB)パトリック・テイラーJr.をアクティブロースターに迎えたことを発表している。

ワトキンスは若く経験の少ない選手が多いレシーバー陣の中で、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースの頼れるターゲットになることを期待されてグリーンベイに加わった。しかし、ワトキンスは9試合でキャッチ13回、206ヤードにとどまり、ハムストリングの負傷によって1カ月分に相当する試合を逃しており、シーズン第12週から第13週は合わせてスナップ11回分でしかプレーしていない。ワトキンスが最後に参加したのがこの2試合だった。

バックフィールドにおけるワトキンスの存在が急速に減退していく中、若手たちがパッカーズ攻撃陣でより大きな役割を担うようになっている。クリスチャン・ワトソンはキャッチの25%以上(キャッチ25回、401ヤード、タッチダウン7回)でタッチダウンを決めており、314レシービングヤードとタッチダウン3回をマークしたロミオ・ドゥブスはレシービングヤードでパッカーズ全体の6位につけている。

ワトキンスとパッカーズは共に過ごした時間がそれほどのものを生み出せなかったと実感し、別々の道を歩むことがベストだと考えたようだ。9年目のNFLシーズンが残り3試合となったところで、ワトキンスはウェイバーにかけられる。

パッカーズは現地19日(月)の夜にロサンゼルス・ラムズを本拠で迎え撃つことになっている。

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