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コマンダースのジャイアンツ戦最後のプレーはDPIに相当したとNFLは判断

2022年12月25日(日) 21:48


ワシントン・コマンダース【NFL】

シーズン第15週のニューヨーク・ジャイアンツ対ワシントン・コマンダース戦で、NFLはコマンダースの最後の攻撃プレーでオフィシャルがディフェンシブパスインターフェア(DPI)を取るべきだったとコマンダースに伝えたという。

問題のプレーは残り時間56秒での第4ダウン残り6ヤード、エンドゾーンへ向けたインコンプリートとなったパスで、ワイドレシーバー(WR)カーティス・サミュエルを狙ったものだった。この時、ジャイアンツのコーナーバック(CB)ダーネイ・ホームズの腕が彼の肩に巻き付いていた。しかし、フラッグが投じられることはなく、ジャイアンツは2回ニールダウンして20対12で勝利を飾っている。

試合後の代表取材で、レフェリーのジョン・ハッセイがこのノーコールについて言及し、それが一気に拡散された。「パスインターフェアは審判の判定だ。オフィシャルはそれを制約とはみなさず、だからコールしなかった。基本的にそれが結論となる」

しかしながら、リーグはそれをファウルにすべきだったと認めたということで、そうなっていればコマンダースにはもう一度タッチダウンのチャンスが生まれ、2ポイントコンバージョンの可能性もあったことになる。

そのプレーは試合中コマンダースに不利に働いた議論を呼ぶいくつかの判断の1つに過ぎない。

オフィシャルは第3クオーターでWRジャハン・ドットソンにオフェンシブパスインターフェアを出しており、サミュエルの2ポイントコンバージョンを消し去っている。ワシントンは長めのエキストラポイントに挑戦したが、キッカー(K)ジョーイ・スライは右に外してしまった。そして、サミュエルへの最後のインコンプリートの2つ前のプレーでは、ランニングバック(RB)ブライアン・ロビンソンJr.の1ヤードタッチダウンがWRテリー・マクローリンへのイリーガルフォーメーションペナルティで消滅している。リプレーを見ると、彼はフラッグを投げたオフィシャルに適切な位置に並んでいるかどうかを確認しているように見えた。

試合の敗北によってコマンダースは7勝7敗1分となり、ライバルであるジャイアンツと1ゲーム差、日曜日のサンフランシスコ49ers戦を前にプレーオフ進出ギリギリの7位に後退した。

【M】