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カーディナルスWRホプキンスがファルコンズ戦を欠場

2023年01月01日(日) 04:46


アリゾナ・カーディナルスのディアンドレ・ホプキンス【AP Photo/Rick Scuteri】

アリゾナ・カーディナルスのワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンスが膝のケガを理由に、現地1日(日)に控えるアトランタ・ファルコンズ戦から除外された。

ホプキンスは金曜日の故障者レポートでDNP(練習欠席)として報告されており、カーディナルスがすでにプレーオフ戦線から離脱していることもあって2022年シーズンでは7試合目の欠場となった。

ホプキンスは運動能力向上物質規定違反を問われて今季は開幕から6試合の出場停止処分を受けている。その間、チームは2勝4敗と負け越した。

オールプロに3度の選出経験を持つホプキンスはチームに合流後、6試合に出場していないにもかかわらず、キャッチ64回、717ヤードを記録してチームのトップに立っている。タッチダウンレシーブは3回で、ホプキンスより多くのタッチダウンレシーブをマークしているのは4回のザック・アーツだ。そのアーツも5試合を欠場し、膝の負傷ですでにシーズンを終えている。

昨季は2015年シーズン以来のプレーオフ進出を果たすも、今季のカーディナルスは相次ぐ負傷者に苦悩し、戦績は4勝11敗、2試合を残して負け越しが決定している。

カーディナルスはホプキンス復帰後の9試合で7敗しており、大打撃を受けるロースターでは次のファルコンズ戦で4人目の先発クオーターバックが登場する予定だ。

フランチャイズクオーターバックのカイラー・マレーはシーズン第14週にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂して離脱、信頼できるバックアップのコルト・マッコイはシーズン第15週に発症した脳しんとうの症状がまだ続いている。

シーズン第16週に先発したトレース・マクソーリーはパス成功率53.3%にとどまり、3回のターンオーバーを喫してしまい、12月14日にミネソタ・バイキングスの練習生からカーディナルス陣営に加わったデビッド・ブラウが、ターゲットにホプキンスを生かせない不本意なタスクを抱えて出陣することになる。

ホプキンスがシーズン最終戦となる来週の試合に戻ってくるかどうかは分かっておらず、あるいはカーディナルスがよほどの用心深さを持って最終週に臨むのか注目される。

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