バッファロー・ビルズのセーフティ（S）ダマー・ハムリンへの支援はスポーツ界をはるかに超えたレベルに達している。

ビルズは火曜日の未明に、ハムリンが現地2日（月）に行われたシンシナティ・ベンガルズとの試合中にタックルしたあと心停止に陥ったと発表した。ハムリンはシンシナティ大学医療センターの集中治療室で一夜を過ごし、現在も重体だという。

最終的に試合の延期につながったこの悲劇から数時間のうちに、24歳のハムリンが運営するコミュニティ基金、“The Chasing M’s Foundation（ザ・チェイシング・エムズ基金）”に次々と寄付が送られている。この基金は2020年にハムリンが生まれ故郷であるピッツバーグのコミュニティに向けたトイドライブ（おもちゃの寄付）のために“GoFundMe（ゴーファンドミー）”上で立ち上げたものだが、月曜日の夜から寄付が数億円規模に急増している。それに伴い、サイト上では以下のコメントが掲載された。

「この募金活動は当初、Chasing M’s Foundationの主催のもと、ダマーのコミュニティへのトイドライブを支援するために設立されたものです。ところが、ダマーの現在の闘いを受け、新たな支援を受けることができ、皆さまには感謝の念に堪えません。皆さまの寛大さと思いやりは、私たちにとってかけがえのないものです。ダマーの地域活動や現在の彼の闘いに支援を表明し、貢献したい方はこちらをご利用ください。これはハムリン家が現在使用している唯一の基金です。皆さまの思いやりと祈りと寛大なご支援に改めて感謝いたします」

急速に拡大するチャリティーへの寄付は、ソーシャルメディア上で広まったハムリンへの支持を反映している。火曜日にはNFLの各チームが『Twitter（ツイッター）』のプロフィール画像を “PRAY FOR DAMAR （ダマーに祈りを）”というフレーズの入ったものに変更している。

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