バッファロー・ビルズの24歳のセーフティ（S）ダマー・ハムリンが月曜日に行われたシンシナティ・ベンガルズ戦で心停止に陥ってから2日たった現地4日（水）、ビルズはハムリンが依然として危篤状態にありながらも回復の兆しを見せていると発表した。

チームは声明の中で「ダマーは引き続きICU（集中治療室）で危篤状態にあるが、昨日とこの一晩で改善の兆しを示している。今後も彼の医療チームがその状態を監視し、治療し続けることになっており、集中治療を受けていく予定だ」と述べた。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のキャメロン・ウォルフが水曜朝に伝えたところによれば、ハムリンはシンシナティ大学医療センターの集中治療室で月曜日と火曜日の夜を過ごしたという。また、ウォルフはハムリンのマーケティングを担当する友人のジョーダン・ルーニーが「今、状態は良い方向に進んでいる。お医者さんたちは彼らが求めていたものを確認したのだろうと思う。具体的には言えないけれど、いろいろと正しい方向に進んでいる」と語ったとも伝えている。

ハムリンがフィールド上に倒れたのは試合の第1クオーター残り6分と少しのタイミングだった。直前のプレーでハムリンは13ヤードパスをキャッチしたベンガルズのワイドレシーバー（WR）ティー・ヒギンスにタックルを仕掛けており、2人はもつれ込みながらフィールドに倒れたものの、自力で立ち上がっている。しかし、立ち上がった直後にハムリンが背中から崩れるように倒れ込んだ。フィールド上のその場でCPR（心肺機能蘇生）を受けた。ビルズによると、ハムリンの心拍はフィールド上で再開し、その後、救急車でシンシナティ大学医療センターに搬送されてさらなる検査と治療を受けたとのこと。

ルーニーはウォルフに対し、ハムリンの回復に関する計画や時期について具体的なことは何も知らないと明かしている。

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