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DCを探す49ersがパンサーズにスティーブ・ウィルクスの面接許可を要請

2023年02月01日(水) 11:22


カロライナ・パンサーズのスティーブ・ウィルクスHC【AP Photo/Brian Westerholt】

現地1月31日(火)にデミコ・ライアンズがヒューストン・テキサンズの次期ヘッドコーチ(HC)に採用されたことを受け、サンフランシスコ・49ersは彼の後任を探しているところだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが火曜日に情報筋の話を元に伝えたところによると、守備コーディネーター(DC)を探している49ersがカロライナ・パンサーズにスティーブ・ウィルクスの面接許可を要請したという。

ウィルクスは2022年シーズンを暫定ヘッドコーチ(HC)として過ごした後、現在もまだパンサーズとの契約下に置かれている状態だ。53歳のウィルクスは前HCマット・ルールを解雇した後のパンサーズを6勝6敗という印象的な成績に導いている。その結果、2023年シーズン以降も指揮官を務める候補として検討されていた。しかし、パンサーズがインディアナポリス・コルツの元HCフランク・ライクを採用することを決めた先週の時点でそのシナリオは消滅していた。

ここ2シーズンで圧倒的な49ers守備陣を指揮していたライアンズは、今回の採用サイクルにおいてヘッドコーチ職をつかむ最有力候補となっていた。49ersは2022年にNFLでトップクラスのディフェンスを誇り、試合平均被ヤード(300.6ヤード)、試合平均被得点(16.3点)、ターンオーバー差(プラス13)でリーグトップに輝いている。

ライアンズがヒューストンへ旅立った今、49ersにとってウィルクスは理想的な候補だと言えよう。長年、守備コーチを務めてきたウィルクスは2022年シーズンに、チームを好転させる立役者となったディフェンス陣を支える存在として活躍した。

49ersは評判の高いリーダーこそが2023年に大部分が戻ってくる予定のディフェンスをさらに盛り上げる存在になると認識しているようだ。

【RA】