ニュース

チーフスWRのSB出場、スミス・シュスターとトニーが楽観視される一方でハードマンは見込み薄

2023年02月03日(金) 10:03


カンザスシティ・チーフスのメコール・ハードマン【AP Photo/Jeff Roberson】


カンザスシティ・チーフスはスーパーボウルの舞台に戻ってくるが、経験豊富なパスキャッチャーを1人欠いた状態で試合に臨む可能性が高い。

現地2日(木)、ワイドレシーバー(WR)メコール・ハードマン(骨盤)はチーフスの練習に参加しておらず、ヘッドコーチ(HC)アンディ・リードは報道陣に「彼がスーパーボウルに出るとは思えない」と述べた。

シーズン第10週からディビジョナルラウンドまで全試合を欠場していたハードマンだが、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームでは15回のスナップに参加し、キャッチ2回で10ヤード、キャリー2回で7ヤードを記録している。残念ながら、その試合を最後に彼のシーズンは終わってしまったようだ。

他の2名の主力ワイドレシーバー、ジュジュ・スミス・シュスター(膝)とカダリウス・トニー(足首、ハムストリング)はスーパボウル出場に向けてより希望に満ちた展望をもっている。リードHCは両選手ともプレーできるだろうと楽観的な見解を示しつつ、スミス・シュスターは「良い状態だ」とつけ加えた。

一方、クオーターバック(QB)パトリック・マホームズはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンのフィラデルフィア・イーグルスと対決する第57回スーパーボウルに向けて順調に回復しているようだ。ハイアンクルスプレインをさらに悪化させた様子だったにもかかわらず、マホームズはAFCタイトル戦を終えた後に調子が良くなってきたと報道陣に話しており、「少しも悪化していないと思う」と強調している。

足首に不調を抱えながらも、シンシナティ・ベンガルズと相まみえたAFCタイトル戦ではパス43回中29回成功、326ヤード、タッチダウン2回と素晴らしいパフォーマンスを見せたマホームズ。試合終了まで残り時間がわずかな状況下では、自ら走って重要な第1ダウン更新を決め、そのまま勝利をもたらしている。

2月12日(日)にイーグルスとの対戦に臨む前に、マホームズはあと1週間かけて治療を受け、足首の調子を可能な限り万全な状態にする予定だ。

【RA】