マッカーシーHCがプレーコールすることで「20から30%の変化」を予想するカウボーイズQBプレスコット
2023年02月19日(日) 17:13ケレン・ムーアはダラスを去り、ヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーがカウボーイズのプレーコーラーを務めることになる。
オフェンスにとってはどれくらいの違いがあるのだろうか? クオーターバック(QB)のダック・プレスコットが数字で表現してくれた。
「今のところ、マイクからは(だいたい)20から30%の変化だと聞いている」と最近プレスコットは『Yahoo Sports(ヤフー・スポーツ)』のジョリ・エプスタインに話した。「何かあるとすれば、それは必要な変化なんだと思う」
「ダイヤルを合わせ、物事を修正し、もっとシャープにシャキッとするのは素晴らしいことだ。オレはワクワクしている」
ディビジョナルラウンドでサンフランシスコ49ersに敗れた結果、カウボーイズとムーアはたもとを分かった。過去4シーズンでチームの攻撃コーディネーター(OC)を努めたムーアは、ロサンゼルス・チャージャーズで同じ役職に就くことになった。一方でマッカーシーHCはブライアン・ショッテンハイマーをカウボーイズの新OCに任命し、自らプレーコールを担当することになった。
プレスコットにとってはただの戦術にとどまらない大きな変化だ。
「友人がいなくなれば、動揺する。でもそれがこのビジネスの性質なんだ」とプレスコットは言っている。「彼がいなくなって残念だと言ったとしても、それは俺が未来について不安がっているわけじゃない。ただ選手として、俺たちの関係は彼が選手だった頃からのものだからね。(俺は)彼の成功を目にして、彼がコーディネーターとして今のように成長する様を目にしてきたんだ」
「これから訪れる機会についても、ケレンの新スタートについてと同じくらい楽しみにしているよ」
プレスコットにとっての機会は2022年の足かせだったターンオーバーの問題を修正するためのものだ。彼はリーグトップの15回のインターセプトを喫しており、これは5試合を欠場しながらも自身のキャリアワースト記録でもあった。カウボーイズのシーズンを終わらせたディビジョナルラウンドの49ers戦でも2回のインターセプトを浴びてしまい、プレスコットは批評家やファンから散々非難されている。それでも、ここまでオフェンスで起きた最も大きな変更はムーアの離脱となっている。
これからはマッカーシーHCが初めて“ビッグD”でプレーコールする。それが正確にどんな展開を生むのかは数カ月先まで全く分からないだろう。だがそれは変化であり、プレスコットもそれを支持する。
「時に変化っていうのはいいものだよ」と彼は話した。「俺は変化っていうのはすごくいいことだと思っているし、マイクがプレーコールすることにワクワクしている。ショッティも楽しみだ。このオフェンスに自分を合わせていけるだけでワクワクするし、それを自分たちの思い通りの場所に持っていくのが楽しみで仕方ない」
「めちゃくちゃ楽しみだ」
【M】