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コルツがガス・ブラッドリーを再びDCに据え、ブライアン・メイソンをスペシャルチームコーディネーターとして採用

2023年03月08日(水) 13:24


インディアナポリス・コルツ【NFL】

インディアナポリス・コルツのヘッドコーチ(HC)に就任したばかりのシェーン・スタイケンは、馴染みのあるメンバーと初めてNFLコーチになるメンバーでコーチングスタッフを構成している。

現地7日(火)、コーチングスタッフに関する発表をしたコルツは、ガス・ブラッドリーを引き続き守備コーディネーター(DC)に据えることと、ノートルダム大学で活躍していたブライアン・メイソンを新スペシャルチームコーディネーターとして採用したことを明かした。

2021年にラスベガス・レイダースで守備コーディネーターを務めていたブラッドリーは、2022年シーズン前に同じ役職でコルツに採用されている。一方、メイソンはクリーブランド・ブラウンズのアシスタントヘッドコーチ/スペシャルチームコーディネーターに就任したババ・ベントローネの後任として採用された。

ブラッドリーDC率いるコルツ守備陣は2022年シーズンに試合平均の被トータルヤードで334.0ヤードを記録し、中位につけている。コルツはパスに対して優れたディフェンスを見せ、試合平均被パスヤードでは209.9ヤードにとどまっていたが、ランでは常に苦戦を強いられ、試合平均で124.1ランヤードを許した。この問題はコルツが試合平均で25.1得点を許し、NFL内30位に沈むという結果につながっている。

しかし、コルツが2022年シーズンを通してオフェンスに問題を抱えていたことがディフェンスの成績に影響を与えたのは間違いない。2022年に3名の異なる先発クオーターバック(QB)を起用したコルツは、リーグで6番目に低い試合平均311.6ヤードをマーク。さらに、得点では試合平均17.0ポイントで31位タイとなった。

2023年シーズンを迎えるにあたり、ブラッドリーDCを維持することはベテラン選手を多く抱えるユニットにとって有益だと言えよう。ラインバッカー(LB)シャキール・レナードやディフェンシブタックル(DT)ディフォレスト・バックナー、コーナーバック(CB)のケニー・ムーアやスティーブン・ギルモアはまだ契約中であるため、2021年シーズンに輝きを放っていた守備選手の多くはチームに残ることになっている。

一方、ディフェンシブエンド(DE)ヤニック・エンガーコエとLBボビー・オケレーケは無制限フリーエージェント(UFA)になる予定だ。

56歳のブラッドリーはNFLの守備コーディネーターとして10シーズンにわたる経験を持っている。最初にシアトル・シーホークスでDC職を手に入れたブラッドリーは、その後にロサンゼルス・チャージャーズ、レイダース、コルツで同じ職に就いてきた。また、2013年から2016年までの4シーズンでは、ジャクソンビル・ジャガーズのヘッドコーチを務めている。

インディアナ州出身のメイソンはインディアナ州サウスベンドで素晴らしいシーズンを過ごした後、NFLに加わることになった。ノートルダム大学は2022年シーズンに、5試合連続で1本以上のパントをブロックし、合計7本のパントブロックを記録してスクールレコードを塗り替えている。

【RA】