WRベッカムが月曜日にジェッツ訪問へ、健康診断とQBロジャース想定のオフェンスについて話し合い
2023年04月09日(日) 17:18オデル・ベッカムが引き続きニューヨークの様子をうかがっている。
現地10日(月)にニューヨーク・ジェッツが3度のプロボウルに選出されたワイドレシーバー(WR)の訪問を受けることになっており、そこで健康診断が行われると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。
ラポポートによると、会談ではアーロン・ロジャースが司令塔として加わった場合にベッカムが何を期待できるか、また層の厚いWRルームとの相性についても徹底した議論が行われるということだ。
ベッカムはこれまで複数のチームと話をしており、3月28日(火)の年次リーグミーティングでジェッツとも話していた。
予定される訪問は、ロサンゼルス・ラムズ在籍中に第56回スーパーボウルでACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂し、2022年を丸ごと欠場してから、ベッカムがこのオフシーズン中に見せるチームとの契約に向けた最初の大きな動きとなる。
手術によって修復した膝の状態が健康診断の焦点となるが、予想されるベッカムの役割を含めた話し合いも、4度のMVPに輝いたクオーターバック(QB)を司令塔に据える計画を描き、急激にシフトするWR陣を持つクラブにとって重要だ。
ジェッツはロジャースの長年のチームメイト、WRアレン・ラザードや元チーフスのスピードスター、メコール・ハードマンとこのオフシーズンに契約している。ラザードの優れたブロッキングとハードマンのフィールドを広げる能力、オフェンス部門年間最優秀新人賞を獲得したギャレット・ウィルソンが組み合わされば、それだけですでにダイナミックなパスキャッチトリオを有していることになる。
そこにキャリア通算531回のレシーブ、7,367ヤードと56回のタッチダウンを決めているベッカムが加われば、彼らのパスアタックはいやが上にも強化されるだろう。
その同盟が実現するかどうかはもちろん、健康面とビジョンの共有を含めて、訪問の成り行き次第だ。
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