ジェッツDTウィリアムスがオフシーズンの自主トレーニング初日を欠席
2023年04月18日(火) 10:33ニューヨーク・ジェッツはディフェンスの要の一人を欠いたまま現地17日(月)にオフシーズンの自主トレーニングを始めた。
ディフェンシブタックル(DT)のクイネン・ウィリアムスがワークアウト初日に参加しないと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話として報じた。
25歳のウィリアムスの不在は長期的な延長契約を実現できていないことに起因している。
両者はここ数週の間に妥協点を見つけようと交渉を続けてきたが、まだ契約には至っていないと『NFLネットワーク』のイアン・ラポポートはつけ加えた。
DTジェフェリー・シモンズは先日、テネシー・タイタンズと4年の延長契約を結んでおり、新規契約は6,600万ドル(約88億6,974万円)を保証し、9,400万ドル(約126億3,266万円)相当になるという。ウィリアムス陣営はこの契約内容を超えようとするに違いない。
オールプロ選出にふさわしいシーズンを終えたばかりのウィリアムスは、サック12回でキャリアハイを記録し、ヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーが指揮するディフェンシブラインの中でひときわ目立っていた。ウィリアムスはルーキー契約の5年目オプションで960万ドル(約1億2,901万円)を稼ぐ予定となっている。
この時期のワークアウトが任意であることを考えれば、ウィリアムスが参加しないことは大きな問題ではないだろう。しかし、彼の欠席は2023年のギャング・グリーンが最終的に成功するためにいかにウィリアムスが重要かを強調し、新しい契約を求める彼の気持ちを象徴していると言えよう。
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