自主参加のワークアウトに向けて気分を“リフレッシュ”したラムズQBスタッフォード
2023年04月18日(火) 10:49昨オフシーズンに肘の問題を抱えていたロサンゼルス・ラムズのクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードは、ケガに悩まされるシーズンを過ごし、わずか9試合しか出場できなかった。
ラムズが現地17日(月)に自主参加のオフシーズンワークアウトを開始するにあたり、スタッフォードは“リフレッシュ”することができたと明かし、オフシーズンプログラムにフル参加する意向を示した。
「俺は25歳じゃないけど、間違いなく良い感じだ」とスタッフォードは冗談を言っている。
脳しんとうプロトコルのシステムと脊髄損傷に対処していたスタッフォードは、最終的に2022年シーズン最後の7週間で故障者リザーブ(IR)に置かれていた。
月曜日、肘の問題で昨オフシーズンのワークアウトにあまり参加できなかったのは“もどかしい”ことであり、それがシーズン中の苦戦にもつながったと言及したスタッフォードは次のようにコメントしている。
「自分のやりたいことができなかった。すべてのプレーでハンドオフするとか、そういう感じだった。オフシーズンの間、ずっと投げていなかったんだ。それが好きな人間にとっては、もどかしいことだった。だから、いつもとそう変わらないオフシーズンを過ごせて、自分の好きなことができるのは、とてもうれしいことだ」
引退を検討しているといううわさを再び否定したスタッフォードは、医師からの許可が下り次第、“プレーする準備はできている”と強調している。スーパーボウル制覇経験をもつスタッフォードは、すでにチームメイトと投球を行なっていると明かした。
「これまでみたいに人間JUGSマシン(投球マシン)にはなれないかもしれないけど、外に出てたくさん投げることはできるよ」と冗談を交えながら話したスタッフォードはこう続けている。
「つまり、常にできるだけ健康な状態を保つためにいつも通りのプロセスを踏むつもり。でも、外に出て競争し、自分がやりたいことを全部できるはずだとはっきりと思っているし、それは本当に楽しみだ」
2022年シーズンを5勝12敗という残念な結果で終えたラムズは、オフシーズンの変化を経て、2023年に巻き返しを図ろうとしている。それはスタークオーターバックを健康に保つことから始まるだろう。
【RA】