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肩を手術したQBハーバートが合同練習に間に合うかは「未定」とチャージャーズHCステイリー

2023年04月18日(火) 11:08


ロサンゼルス・チャージャーズのジャスティン・ハーバート【Kevin Sabitus via AP】

ロサンゼルス・チャージャーズによれば、クオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートは肩の手術から順調に回復しているとのことだが、復帰時期についての具体的な情報は提供されなかった。

ヘッドコーチ(HC)ブランドン・ステイリーはハーバートがオフシーズンプログラムのフェーズ1の初日に出席し、1月下旬に左肩(非投球側)の関節唇に受けた手術の経過は「順調」だと現地17日(月)に述べている。

チームは当初、ハーバートがチーム合同練習(OTA)の間に復帰できる見込みだと話していた。しかしながら、ステイリーHCはハーバートがフィールドでプレーする許可をいつ得られるかについては「未定」であると述べ、参加するかどうかについては明言を避けている。

「われわれは医師の指示に従うつもりだ。彼が良くなっていることは分かっている」とステイリーHCは述べた。「練習開始の時期が近づいたらまた最新の状況をお伝えする」

チャージャーズが月曜日に始めた自主トレーニングにハーバートは出席している。

ハーバートがいつ肩を負傷したかははっきりしていない。肩のケガによりハーバートがシーズン第18週の負傷者リストに載っていたのは確かだが、その週の練習にはすべて参加しており、デンバー・ブロンコス戦にもフルで出場している。チャージャーズがジャクソンビル・ジャガーズに大逆転を許したプレーオフでの敗戦に先立ってハーバートは負傷者リストに載っていなかった。

また、QBジェイレン・ハーツが月曜日にフィラデルフィア・イーグルスと5年総額2億5,500万ドル(約約342億8,730万円)の延長契約にサインしたことから、ステイリーHCはハーバートの契約状況について何か最新情報はないかとも聞かれている。

「何もアップデートはない」とステイリーHCは応じている。「その交渉内容を公にするつもりはない。とにかく、フェーズ1を開始することだけに集中している」

2020年にドラフトされたクオーターバックの中でハーツが一番乗りで長期の延長契約を結んだ。ジョー・バロウ、トゥア・タゴヴァイロア、そしてハーバートも同じ状況に置かれている。高給取りのクオーターバックの価値は上がる傾向にあり、次にどのクオーターバックが延長契約に至るのかが注目される。

ハーツが合意に達した合計1億7,930万4,000ドル(約241億921万円)の保証額は、QBデショーン・ワトソンがクリーブランド・ブラウンズと結んだ5年2億3,000万ドル(約309億2,580万円)の完全保証契約に次ぐ、NFL史上2番目に高い金額となった。また、ハーツの新しい契約の現金総額を唯一超えるのは、2020年にパトリック・マホームズがカンザスシティ・チーフスと締結した10年4億5,000万ドル(約605億700万円)の契約延長だけとなる。

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