テスト結果について「俺はフットボール選手でS2の受験生じゃない」とトップQB 候補のストラウド
2023年04月27日(木) 11:08現地27日(木)の夜に始まる2023年NFLドラフトに向けて最も注目を集める候補者の一人であるオハイオ州立大学(OSU)のクオーターバック(QB)C.J.ストラウドが水曜日に、ここ数日にわたって話題となっている自身の評価について言及した。
NFLのプレーフットボールクリニックに参加した後に記者たちからの質問に応じたストラウドは、NFLチームが選手の情報処理能力を評価するために用いる“S2認識力テスト”の結果について聞かれた。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロによれば、ストラウドは何度もテストを受けているが、いずれも低い点数だったという。
「俺はフットボール選手でS2の受験生じゃない」とストラウドは水曜日に地元の高校で行われたユースフットボールクリニックが終了した後に述べている。「S2をけなしているわけじゃなくて、きっと有効な良いシステムなんだろう。でも、俺は自分のことをちゃんと分かっているし、フィールド上で何ができるかも知っている。次のレベルでもそれをやるつもりだ」
ストラウドはドラフトが近づくにつれてソーシャルメディアを見ないようにしているため、ネット上で騒がれているテストの成績の報道については何も知らないという。いくつかのメディアが彼の点数を掲載したのを受けて、エージェントのデビッド・マルゲータがそのことを電話で知らせてくれたとストラウドは話している。
「テストの点数が正確なのかどうかは分からない」とストラウドは水曜日にコメントした。
ストラウドは次のレベルでもフットボールの実力を発揮できることも強調している。
「自分には神から授かった才能があると思っている。フットボールをプレーする才能だけでなく、IQに関してもだ。俺は賢い。もし俺がこのドラフトで最も賢いQBでないなら、このドラフト全体とNFLで最も賢い選手の一人のはずだ」とストラウドは述べている。
オンライン上で自分のことを疑っている者に対してもストラウドは物申した。
「別に俺は誰かに何かを証明する必要なんてない。俺がフットボールで何ができるかをここで説明するつもりもない。指名権を持っている人たちは俺の実力を分かっている。俺にとって重要なのはそのことだけだ。コーチやクオーターバックをうまくやれる人たちがいるように、ソーシャルメディア上でうまくやれる人たちがいるということだけさ」
「オハイオ州立大学でプレーして、賢くないなんてことはあり得ない。俺のことを信頼して信じてくれない人たちには“まあ、見てろよ”とだけ言いたい」
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