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LBパーソンズは“パスラッシュ”を担当するとカウボーイズDCクイン

2023年05月15日(月) 12:04

ダラス・カウボーイズのマイカ・パーソンズ【Cooper Neill via AP】

ルーキーミニキャンプを皮切りに始まったダラス・カウボーイズのオフシーズントレーニングは、OTA(チーム合同練習)へと続いていく。

しかし、現地13日(土)にヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーの姿はなかった。同じ週に背中の手術を受けたからだ。マッカーシーHCが不在だったことから、守備コーディネーター(DC)のダン・クインが土曜日に発言をしている。中でも、ラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズが2023年に果たす役割についての最新情報は重要なトピックだった。

クインDCは「彼はパスラッシングを担当するラインバッカーだ」と述べている。

5月上旬、パーソンズはフルタイムのパスラッシャーとしての役割に備えるためにオフシーズンを利用して体重を増やしていると話していた。

『Fort Worth Star-Telegram(フォートワース・スター・テレグラム)』のクラレンス・ヒルによると、パーソンズはチャリティイベントの場で「負荷をかけながら体重を増やして自分と自分の成長に集中しようとしている」と語ったという。

23歳の若きラインバッカーの体重は245ポンド(約111kg)とされているものの、パーソンズは5月3日に『Twitter(ツイッター)』で252ポンド(約114kg)になったと投稿した。また、プロとしてのキャリアで“255ポンドを超える”ことは一切目指していないとも明言している。

クインDCはパーソンズのポジションを誰が決めるのかを明確にしており、増量に時間を割いていたとしても、パーソンズの現在の役割が変わることはないようだ。

報道陣に対し、「ポジション変更が必要なときは私のところに来たらいい」と冗談まじりに述べたクインDCは「私たちは誰かを通すことなく、その調整ができる。おそらく彼が言いたかったのは、“オフシーズンにパスラッシュを重視している”ということだと思う」と続けている。

2021年NFLドラフト全体12位指名を受けたパーソンズは、ルーキーシーズンにサック13回、タックル84回と目覚ましい活躍を見せた。当時、AP通信守備部門年間最優秀新人賞を受賞したパーソンズは、オールプロのファーストチームおよびプロボウルにも選出されている。2022年シーズンは1試合も欠場せずにサック13.5回、タックル65回をマークした。

どこに配置されるとしても、パーソンズのキャリア最初の2シーズンにおける成績と、もっと良くなりたいという意欲は、彼がこれからもカウボーイズのパスラッシュを強化し続けるということを物語っていると言えよう。

【RA】