ジェッツが参加必須のミニキャンプの実施を見送ることを決定
2023年06月07日(水) 09:15ニューヨーク・ジェッツが来週に予定されていた参加必須のミニキャンプを実施しないことを決めたと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地6日(火)に情報筋の話を元に報じた。
その後、ジェッツのヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーは火曜日に臨んだ記者会見で今回の決定を正式に発表している。
サラーHCは6月13日(火)から15日(木)にかけて行われるはずだった練習を取りやめた理由を、8月3日(木)に2023年ホール・オブ・フェイム・ゲームでクリーブランド・ブラウンズと対戦することから、トレーニングキャンプの日程を前倒しにして他のチームより1週間早くオフシーズンワークを開始することになったためだと説明。
「ホール・オブ・フェイム・ゲームがあるから、私たちは他の人より1週間早く集まることになる。そうすると、選手たちは練習から離れることを必要とするはずだ。私たちはここにいて、4月から全員が本当に良いオフシーズンを過ごしてきた。だから、単純に1週間余分に休みを与えるだけ。そこから戻ってきた後はシーズンに向けて準備するために回転数を上げなければならないのだから休みが必要だろう」と語ったサラーHCは次のように続けている。
「1週間、余分に休みをとった後は(独立記念日の7月)4日があって、流れを乱すようなことがたくさんある。だが、ホール・オブ・フェイム・ゲームに向けて戻ってきたら、取り戻していくつもりだ」
現在、ジェッツはフェーズ3の一環としてオフシーズンのトレーニングアクティビティ(OTA/チーム合同練習)の最終週を迎えている。つまり、チームは実践的なコンタクトがない状態で7対7、9対7、11対11のドリルを実施することが可能だ。
他のほぼすべてのチームは現在も、オフシーズンワークアウトスケジュールのフェーズ3の一部として認められているミニキャンプの実施を予定している。フィラデルフィア・イーグルスは参加必須のミニキャンプを行わない予定だ。
ジェッツに関する他のニュースとしては、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースは火曜日の練習で11対11のドリルに参加しない一方で、7対7や2ミニッツドリルなど、他のワークアウトにはすべて参加できると、サラーHCが明かしたことが挙げられる。先月のワークアウト中にふくらはぎを痛めたロジャースだが、当時はそのケガが“あまり深刻なものではない”と話していた。
【RA】