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チーフスとのライバル関係について語ったベンガルズQBバロウ

2023年07月11日(火) 10:35

シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウ【AP Photo/Brynn Anderson】

シンシナティ・ベンガルズとカンザスシティ・チーフスはこの数シーズンでかなり熾烈(しれつ)なライバル関係となっている。

2022年シーズンのAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームに臨むにあたり、それまでにアローヘッド・スタジアムで3勝0敗をマークしていたベンガルズの面々がクオーターバック(QB)ジョー・バロウの名前をもじってこのスタジアムを“バローヘッド”と呼んだ。そこから激化した両者の対立は話題となり、オフシーズン中もそうした話はささやかれ続けている。ベンガルズのワイドレシーバー(WR)ジャマール・チェイスは、NFLで最高のクオーターバックはバロウだと言い、「パット(チーフスのQBパトリック・マホームズ)って誰?」と発言。これにはチーフスのタイトエンド(TE)トラビス・ケルシーが不服を唱えている。

現地10日(月)に公開された『Complex Sports(コンプレックス・スポーツ)』のインタビューで、バロウはオフシーズンの雑音に対して率直な反応を示した。

「一番いいのは、フィールドで決着がつくことだ。俺たちは12月に相まみえることになる」とバロウはコメント。

ベンガルズは2023年における再戦に臨むべく、シーズン第17週の大みそかにアローヘッド・スタジアムに再び赴く予定だ。

この2シーズン、ベンガルズはチーフスを相手に3勝1敗という成績を収めており、両者は過去2回のAFCチャンピオンシップゲームでそれぞれ1回ずつ勝利を挙げている。今季もカンファレンスの強豪チームたちが再びスーパーボウルの優勝候補を決める運命にあるようだ。

ベンガルズには、次のステップに進み、フランチャイズ史上初のロンバルディトロフィーを獲得するためのピースがそろっている。

「今やっていることをそのまま続ける」と語ったベンガルズのスターQBであるバロウは次のように続けた。「ここ数年、俺たちは素晴らしいプランを練ってきたと思うし、あとはそれを完成させるだけだ。基本的には同じチームだけど、失った部分もある。その一方で、自分たちの助けになるはずのピースも加えた。だから、毎日努力を続けて、どんどん良くなっていくだけ。ありきたりに聞こえるけど、それが実際の方法なんだ。将来のことに集中しすぎたらだめだ。毎日を完ぺきにすること、毎日自分の技術を磨くことだけに集中しないと。どんなことに取り組んでいても、とにかく全力を尽くせば、あとはどうにかなるはずさ」

【RA】