カーディナルスDEキャンベルに約190万円の制裁金
2016年11月03日(木) 14:17現地30日(日)にアリゾナ・カーディナルスがカロライナ・パンサーズに20対30で黒星を喫した第8週の試合で、カーディナルスのディフェンシブエンド(DE)カライス・キャンベルによるクオーターバック(QB)キャム・ニュートンへのローヒットは反則こそ取られなかったものの、結局、制裁を免れることはできなかった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは3日、パンサーズQBニュートンの膝下へのタックルに関してキャンベルに1万8,231ドル(約189万円)の罰金が科されたと報じた。
キャンベルのテイクダウンによって倒れこんだニュートンは地面で身もだえた。試合後、ニュートンはオフィシャルが反則と判断しなかった今季のヒットについて率直な意見を語った。この問題については、火曜日にニュートンがNFLのコミッショナーを務めるロジャー・グッドウェルとの“大議論”を交わすにまで発展している。
パンサーズのヘッドコーチ(HC)ロン・リベラは火曜日、「コミッショナーが話をしっかり聞いてくれたことはありがたかった。ニュートンが自分の思っていることをしっかり伝えられたことが何より良かったと思う。結局のところ、何か特別扱いをしてくれと言っているわけではなく、他の選手と同様な扱いをしてくれということなんだ」と明かした。
もしニュートンよりも小柄なQBが受ければ反則を取られるであろう行為が、ニュートン相手だと反則になっていないとHCリベラは主張する。カーディナルスファンがその意見に納得するかどうかは問わず、キャンベルへの制裁金が物語っているのはリーグがどちら側の立場に立っているかということである。