QBハーバートとチャージャーズが5年370億円の契約延長に合意
2023年07月26日(水) 10:21ジャスティン・ハーバートがロサンゼルス・チャージャーズと大型の長期延長契約に合意し、平均額でNFLトップのクオーターバック(QB)になると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが現地25日(火)に伝えた。
ハーバートは5年2億6,250万ドル(約370億1,604万円)の契約を結ぼうとしており、これはQBラマー・ジャクソンが4月にボルティモア・レイブンズと結んだ延長契約を、総額と年平均額の部分でわずかに上回る。
新契約は2029年のNFLシーズン末までとなる。今回の報道の後に、チャージャーズも契約延長について認めた。
ハーバートは新契約によって、2億1,870万ドル(約308億4,993万円)の保証を得る。
ハーバートは新人契約を2年残しており、それによって今季に850万ドル(約11億9,905万円)を、2024年には5年目オプションによって2,950万ドル(約41億6,075万円)を受け取る見込みだった。
25歳のハーバートは2020年ドラフトでチャージャーズから1巡目(全体6位)指名を受けた。出場可能な最大50試合のうち49試合で先発し、1万4,089ヤード、タッチダウン94回をマークして、インターセプトは35回のみ。3シーズンで683ヤードを走り、タッチダウン6回を決めている。
チャージャーズはハーバートが先発した試合で25勝24敗をマークしている。昨シーズンはプレーオフに進出し、ジャクソンビル・ジャガーズとのワイルドカード戦を27対0でリードしていたものの、最終的に31対30で敗北した。
この契約はNFLの他の部分に波及していくことだろう。今回の契約によって、同じく2020年NFLドラフト生であるシンシナティ・ベンガルズQBジョー・バローのターゲットゾーンが定まってくる。ベンガルズとバロウの交渉がうまくまとまれば、ハーバートの金額を超える可能性もあるはずだ。
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