ニュース

ブロンコスが雪をかぶったような真っ白のオルタネートヘルメットを発表

2023年07月26日(水) 10:51


デンバー・ブロンコス【NFL】


2023年のデンバー・ブロンコスはロッキー山脈に美のインスピレーションを求めたようだ。

ブロンコスは現地25日(火)に雪をかぶったような真っ白な新しいオルタネート(代替)ヘルメットを公開した。

「氷で冷やしておいた。雪をかぶった新しいオルタネートヘルメットを紹介する」

ヘルメットの両サイドにはデンバーで長年愛されてきたクラシックなDのロゴに、後ろ足で立つ野生の馬(ブロンコ)が重ねられ、シェル中央にはそれと色を合わせた青、オレンジ、青の3本線が施されている。この配色は、ブロンコスが2016年から着用しているネイビーのヘルメットとオレンジを基調とした“カラーラッシュ”のオルタネートユニフォームを反転させたものとなる。

ブロンコスはその歴史の中で5種類のヘルメットを使用しており、配色を一から変えたのは1962年に茶と黄色から青とオレンジに変更した一度限りとなる中、今回のオルタネートキットによって真っ白のヘルメットを着用するのはブロンコスのチーム史上初めてとなる。リーグのルールに従ってブロンコスはこのヘルメットを2回着用し、“カラーラッシュ”のオレンジ色のジャージとパンツを合わせる。

オルタネートのヘルメットによって、チームのユニフォームに対する一段と冒険的なアプローチはまた一歩前進した。昨シーズンにブロンコスはネイビーのパンツ――従来はホームゲームの際にネイビーのジャージと合わせて着用――を初めて白のジャージと組み合わせた。そして今、彼らはヘッドギアにまで幅を広げている。

リーグがワンシェルルールを撤廃した2022年にNFLの各チームはオルタネートヘルメットの導入を開始し、第二のオプションで創造性を発揮する機会が与えられた。ブロンコスが真っ白なアウェイ用のユニフォームに合わせてこのオルタネートヘルメットを着用することはないが、それでもデンバーのみならず他の地域のファンからも高い人気を得ることだろう。そして、チームが今後どのようにブランディングを進めていくかを示す指標にもなるかもしれない。

【R】