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フットボール活動の許可を得たカーディナルスTEアーツ、今季初戦での復帰を目指す
2023年08月15日(火) 04:38アリゾナ・カーディナルスのタイトエンド(TE)ザック・アーツがレギュラーシーズン第1週の復帰を視野に入れている。
ヒザを負傷していたアーツはすでに完全なフットボール活動のゴーサインを得ており、敵地のワシントンに乗り込んで挑む2023年シーズン初戦の先発出場に向けて順調に進んでいるようだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが現地14日(月)に情報筋の話として伝えた。
報道後、カーディナルスのヘッドコーチ(HC)を務めるジョナサン・ギャノンが今週中にアーツが故障者リストから外れることを認め、アーツが「やる気満々」であると付け加えている。
32歳のアーツは昨シーズン第10週にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)とMCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)を断裂。昨季に出場した10試合で、アーツはキャッチ47回、406ヤード、タッチダウン4回をマークしている。
ドリュー・ペツィングが攻撃コーディネーター(OC)として挑む初シーズンとあって、2023年シーズンの戦いには多くの疑問符がついているものの、パスキャッチに長け、ブロッカーにも意欲的なアーツを、およそ9カ月ぶりに戦線に復帰させられることはカーディナルスにとって恩恵になることだろう。
アーツが復帰すれば、チームの故障者リストに残るのはクオーターバック(QB)カイラー・マレーだけとなる。
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