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プレシーズンのTDでチームに“活力を注ぐ”レイブンズ新人WRフラワーズ

2023年08月23日(水) 14:38


ボルティモア・レイブンズのゼイ・フラワーズ【NFL】

新しいオフェンスの火つけ役とするべく、ボルティモア・レイブンズは今オフシーズンにワイドレシーバー(WR)ゼイ・フラワーズをドラフト1巡目で指名した。

現地21日(月)夜、ワシントン・コマンダースに29対28で敗れた試合の序盤で、この新人ワイドアウトはどのようなプレーをチームに提供可能かを示した。短いパスをキャッチし、ジグザグと駆け抜けて26ヤードのタッチダウンを決めたのだ。

「これがゼイ・フラワーズの実力だ」

そのタッチダウンは、レイブンズが期待してドラフトしたプレーメーカーの象徴だ。

チームの公式記録によれば、レイブンズのクオーターバック(QB)ジョシュ・ジョンソンは月曜日の夜に「ゼイは他と違う」と話し、こう続けたという。

「彼(フラワーズ)が毎日やることを見ていて、俺たちは早い段階で彼の手にボールを渡すことができた。すごくエキサイティングな選手で、動きは激しく、毎日あんな感じだ。だから、彼がフィールドに出て特別な才能を解き放つのを見ると、自動的にチーム全体に活力が出る。彼の活躍が楽しみだ」

フィラデルフィア・イーグルスと戦ったレイブンズのプレシーズン初戦で、フラワーズはスイングパスを受け取り、最終的にはランと定義される1ヤードを走った。他にもディフェンスの反則になったターゲットが何度かあった。月曜日にはパスキャッチ2回で37ヤードとタッチダウン1回を記録している。

フラワーズとオデル・ベッカムJr.の加入により、攻撃コーディネーター(OC)トッド・モンケンの元でのレイブンズのオフェンスは、ここ数シーズンよりもずっと良い状態になるだろう。ラショッド・ベイトマンがケガの問題を克服すれば、ディフェンスのあらゆるレベルにプレッシャーをかけられる豪華なトリオとなる。

フラワーズのプレシーズンでのプレーは、最初の2週間は控えめだったが、マンデーナイトゲームでは自分がボールを手にしたときにレイブンズのオフェンスにどのようなプレーメイキングをもたらすことができるかを示した。ドラフト1巡目上位指名の新人QBたちの出来次第では、シーズン終盤にフラワーズがAP通信オフェンス部門年間最優秀新人賞候補に挙がってもおかしくない。

【KO】