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レイダースはRBジェイコブスのトレードに関心なし、シーズン第1週のステータスは未定

2023年08月24日(木) 09:28


ラスベガス・レイダースのジョシュ・ジェイコブス【AP Photo/Kyusung Gong】

シーズン開幕が近づく中、ランニングバック(RB)ジョシュ・ジェイコブスの状況はまだ定まらないままだ。

ラスベガス・レイダースにはNFLのラッシングリーダーであるジェイコブスをトレードする意向はなく、シーズン第1週のジェイコブスのステータスはいまだに確定していないと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地23日(水)に伝えた。

月曜日にはインディアナポリス・コルツがジョナサン・テイラーにトレード追求の許可を与えたと報じられていた。

レイダースが元1巡目指名選手であるジェイコブスのトレード先を探すとしても、実際に移籍するためにはジェイコブスがテンダーにサインする必要がある。

タグ付けされた選手の長期契約締結期限である7月17日までに複数年契約に合意できなかったジェイコブスは、まだ1,009万1,000ドル(約14億6,104万円)のフランチャイズタグにサインしていない。修正された1年契約にサインする(ニューヨーク・ジャイアンツとセイクワン・バークリーのように)ことも可能だが、近いうちに契約締結とジェイコブスのチーム帰還が起こる見通しはないとペリセロは伝えている。

レイダースがタグを指定して以来、チーム首脳陣は昨年に1,653ラッシングヤードを記録した25歳のジェイコブスとの長期契約締結に関心を持っていない様子であり、期限前の段階で契約の成立には近づいていないようだった。レイダースは2022年シーズン開幕前の段階で、ジェイコブスの5年目オプションを有効にしていない。

レイダースのヘッドコーチ(HC)であるジョシュ・マクダニエルズは今週初め、ジェイコブスがチームに合流しないままシーズン第1週に近づけば近づくだけ、2023年シーズンのジェイコブスの有効性は薄れると話していた。

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