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カーディナルスがOTジョーンズをテキサンズにトレード

2023年08月25日(金) 11:20


ジョシュ・ジョーンズ【NFL】

プレシーズン最終戦を前に、アリゾナ・カーディナルスが選手を流出させ続けている。

現地24日(木)、カーディナルスが2024年ドラフト5巡目指名権と引き換えにオフェンシブタックル(OT)ジョシュ・ジョーンズおよび2024年ドラフト7巡目指名権をヒューストン・テキサンズにトレードしたと発表。

カーディナルスは同じ日にすでに、7巡目指名権と引き換えにかつてドラフト1巡目指名したセーフティ(S)アイザイア・シモンズをニューヨーク・ジャイアンツにトレードしている。

2020年ドラフト3巡目指名を受けたジョーンズは、カーディナルスでの3シーズンで21試合に先発出場。昨季はレフトタックル(LT)として9試合に先発した。ルーキー時代は出場機会が少なかったものの、堅実な貢献者へと成長を遂げたジョーンズ。この2シーズンではライトガード(RG)として612回、レフトタックルとして610回、ライトタックル(RT)として230回のスナップに参加した。

再建中のカーディナルスにとって、オフェンシブラインは数少ない選手層の厚い分野であり、ジョーンズが先発の座から外れることはしばしばあった。リーグ内の他の場所では求められているポジションであることを踏まえると、契約最終年を迎えていたジョーンズがカーディナルスからトレードされたことは理にかなっていたと言えよう。

ヒューストン大学出身のジョーンズは、大学時代にプレーしていた地域に戻り、新人クオーターバック(QB)C.J.ストラウドのブロックを担当する予定だ。

トレーニングキャンプ中にテキサンズのオフェンシブラインからはすでに負傷者が出ている。RTタイタス・ハワードは手の負傷で大幅な欠場が見込まれており、バックアップOTチャーリー・ヘックも足と背中のケガにより、PUP(故障者)リストでシーズン開幕を迎えることになりそうだ。

シーズン開幕が近づく中、テキサンズはジョーンズを迎えることによってストラウドの前方に経験豊富な選手を加えることができるだろう。

【RA】