チーフスTEケルシー、DLジョーンズはシーズン第2週のジャガーズ戦でプレーの見込み
2023年09月16日(土) 16:58シーズン第1週にカンザスシティ・チーフスが21対20でデトロイト・ライオンズに敗れた後の議論の大半は、タイトエンド(TE)トラビス・ケルシーとディフェンシブエンド(DE)クリス・ジョーンズの不在についてだった。
彼らがいたなら、チーフスは勝てただろうか? 答えは永遠に分からない。だが、シーズン第2週にそれを議論する必要はなさそうだ。現地15日(金)、ヘッドコーチ(HC)アンディ・リードが2人ともジャクソンビル・ジャガーズ戦でプレーすることを認めたためだ。
ということで、問題は解決。チーフスが勝利したAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)ディビジョナルラウンドのリマッチはロースター上で起用可能な重要メンバー全員がそろった状態で実施される。ジョーンズの契約に関する懸念が解消され、10日間の休養と治療を受けたケルシーは正式にクエッショナブルとなり、ジャガーズを相手に膝の状態を試す準備ができた。
2人を欠いたチーフスはタイトな戦いの終盤に全国の観衆の前で力を出し切れなかった。クオーターバック(QB)パトリック・マホームズのターゲットパスは最も重要な場面でインコンプリートに終わった。チェインムーブになるはずだったパスをワイドレシーバー(WR)カダリウス・トニーがドロップし、WRスカイ・ムーアの初レシーブはペナルティによって取り消されてしまった。そしてチームがディフェンスを必要とした時にはジョーンズがおらず、ランニングバック(RB)デビッド・モンゴメリーに繰り返しファーストダウンを許してしまった。
ジャガーズもなかなかの強敵だ。彼らはシーズン第1週に一進一退の攻防の末、インディアナポリス・コルツに勝利している。しかし、ジャガーズに最後の敗北を味わわせたのもまたチーフスだった。
彼らとしてはフルメンバーをそろえたチーフスを相手にリベンジを狙っているはずだ。
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