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首を痛めていたコマンダースDEヤングが故障者報告から外れ、ブロンコス戦でシーズンデビューへ

2023年09月16日(土) 18:27


ワシントン・コマンダースのチェイス・ヤング【AP Photo/Alex Brandon】

チェイス・ヤングの準備ができた。

ワシントン・コマンダースは現地15日(金)、ディフェンシブエンド(DE)ヤングに許可が下り、シーズン第2週のデンバー・ブロンコス戦でアクティブになると発表した。

ヤングは最初のプレシーズンゲーム中にスティンガー症候群を起こしたため、シーズン第1週を欠場していた。13日(水)の練習では制限付きとされていたが、木曜日と金曜日はフルセッションに参加し、シーズン初アクションのゴーサインが出された。

「とてもポジティブで、週を通していいことが多くあった。自信に満ちている」とヘッドコーチ(HC)ロン・リベラは述べた。「もちろん、スマートにならなければいけない。今週の練習を除けば彼にとって初めてのフルコンタクト、フルスピードになるのだからね。今週はとても良い状態だった。本当に熱心にやっていたよ。必要なことを見せてくれたと思うので、われわれが前進するためにそれは本当に大きなポジティブ要素だと思う」

日曜日はヤングのスナップをカウントすることになるだろうとリベラは注記した。

「注意は必要だし、ピッチカウントが必要だが、何より大きいのは彼がトレーニングキャンプ初日からとにかく素晴らしい状態で、懸命に努力していたことだ。不運(ケガ)によって少し外れてもらう必要があったが、こうして彼は戻ってきた」とHCは語っている。「努力し、必要なことをすべてやって、細かい部分にも取り組んできたので、機会が与えられることに興奮している」

2020年に守備部門年間最優秀新人賞を獲得して以降、元全体2位指名のヤングのキャリアはケガによって勢いを失っている。2021年はACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂でシーズン終了となり、2022年シーズンのラスト3試合までフィールドに戻ることができなかった。

故障歴のためにコマンダースは彼の5年目オプション行使を拒否し、シーズン終了後はフリーエージェントになることが決まった。

3年間でヤングは27試合に登場し、サック9回、タックル75回を記録しているが、その大半(サック7.5回、タックル44回)はルーキーシーズンでのものだ。

オフシーズンに好条件の契約を手にするために大活躍を見せる必要があるヤングにとって、シーズン中の健康を保つことが非常に重要となる。

「俺が最高のチェイスでいられるようにしているだけさ」と金曜日にヤングは話した。「自分の仕事をして、貢献したいだけ」

『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、コマンダースのディフェンシブラインはシーズン第1週にプレッシャーレート39.4を記録しており、アリゾナ・カーディナルスを圧倒している。ヤングの復帰によってランゲームを妨害できれば、危険なユニットにさらに深みが増し、ダイナミックさも増すはずだ。

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