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衝撃的なリハビリ計画も? ジェッツQBロジャースがケガと回復までのタイムラインを語る

2023年09月16日(土) 20:21


ニューヨーク・ジェッツのアーロン・ロジャース【NFL】

現地14日(木)、アーロン・ロジャースが『Instagram(インスタグラム)』への投稿でしばしの沈黙を破り、15日(金)にはシーズン終了が決定したアキレス腱(けん)のケガについて口を開いた。

ロジャースはジェッツファンのサポートに感謝を表明している。マンデーナイトで彼がアメリカ国旗を手にメットライフ・スタジアムのトンネルから走り出てきた瞬間はフランチャイズ史のランドマークとして記憶に残り続けることだろう。だがその後に悲劇が待っていた。金曜日、『The Pat McAfee Show(ザ・パット・マカフィー・ショー)』に登場したロジャースは「俺の人生で最もタフな24時間だった」と表現している。

「たくさん悲しみ、たくさん泣き、暗いフラストレーション、怒り、ありとあらゆる感情を味わった。それでも次の日に太陽が昇ると、俺はロサンゼルスにいて、水曜日に手術を受けた。それからはだいぶ気分が良くなっている」とロジャースは話した。

過去や現在のチームメイトたち、そして同様にアキレス腱のけがを経験した人々から数え切れないほど応援のメッセージを受け取ったとロジャースは言っている。彼はすぐさまこれがシーズン終了を意味するケガで、彼のジェッツ加入が発表された瞬間から、オフシーズンを通して高まっていた期待が消え去ったことを悟ったと付け加えた。

マンデーナイトがジェッツのユニホームを着た彼の最後の姿になってしまわないことを彼は願っている。

「リハビリの全体的な長さについてはさまざまな考えがある。言っておきたいのは、これまで誰もやったことがない方法だからと言って、それは決して不可能ではないということだ」と彼は言う。「年齢的に、確かに俺には不利な面もあるけど、気にしていない。いくらでも悪条件を持ってくればいいさ。何とでもしてやる」

「俺が全集中力と熱意を持って考えているのはあらゆる情報を収集して、今まで手に入れたものと付き合わせ、最高のリハビリ計画を組み立てることだ。それを聞いたら中にはショックを受ける人もいると思う」

ジェッツはロジャースなしで進むことになり、元全体2位指名で、以前どんなベテランが来ても人生を“地獄”にしてやると豪語したザック・ウィルソンが先発に入る。トレーニングキャンプ中、ウィルソンはバックアップでレップスをしながらロジャースから学ぶことができた。その成果が試されることになる。

「ああ、ザックのことはすごく信頼している。彼も自分に自信を持っているはずだ。それが一番重要なことだ」とロジャースは言っている。「彼にとって重要なオフシーズンだった。自信を取り戻し、プレシーズンとこの前の月曜日の夜に分かった小さな基礎的な部分に取り組んでこられたんだからね。まあ本当のところ、彼には数年ゆっくりとリラックスしてほしかったんだけど、人生というのは時にこういうこともあるんだ。思いがけない展開がやってくる」

「月曜日にあんなことが起きるなんて2人とも思っていなかった。試合前にハグを交わして感謝を伝えたら、“あんたのプレーを見るのが待ちきれない”って彼は言ったんだ。4プレー後には俺が彼を見る側になってしまったけど、俺は彼の活躍が楽しみだし、いいヤツで、応援するし、話をしていく」

ロジャースを失ったジェッツがこれからどんなシーズンを過ごすかは分からない。しかし、彼はしばらくはサイドラインに立てないとしても、引き続きチームに関わっていくつもりだ。そして、そうした努力によってジェッツが再びポストシーズンに返り咲けることを願っている――たとえ自分自身でチームを率いることができないとしても。

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