膝負傷のパッカーズLTバクティアリがIRに、復帰時期は未定
2023年09月29日(金) 08:53グリーンベイ・パッカーズはしばらくのあいだレフトタックル(LT)デービッド・バクティアリなしで戦わなければならない。
現地28日(木)、パッカーズが2度のオールプロであるバクティアリを故障者リザーブ(IR)とした。これにより、バクティアリは同じく28日(木)に行われるデトロイト・ライオンズ戦を始めとし、少なくともロサンゼルス・ラムズと対戦するシーズン第9週のホームゲームまで、最短でも4試合を欠場することになる。
しかしながら、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが木曜日に伝えたところによれば、膝の負傷の複雑さから、バクティアリはより長い間、戦線を離脱する可能性があるという。今季に戻ってくるか、また、いつ戻ってくるかは不明とのこと。ラポポートはさらに、バクティアリが水曜日に膝の内視鏡検査を受けており、これは本格的な手術が行われる前兆だと述べている。
バクティアリはパッカーズのシーズン初戦だったシカゴ・ベアーズ戦で先発に立ち、ほぼ全体でプレーしていたものの、そこから2試合は欠場しており、これからもさらにフィールドを離れることになりそうだ。2020年シーズンのニューイヤー前日にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂して以降、バクティアリは今季の第4週までに、出場可能だったレギュラーシーズン全53試合のうち、28試合を逃していた。2021年は1試合を除いてすべてに欠場しており、そのシーズンのプレーオフでの敗戦時にも装具を装着することはなかった。
コロラド大学出身で、2013年のドラフト4巡目で指名されたバクティアリは、土曜日に32歳になる。これまでにレギュラーシーズン131試合でパッカーズのためにプレーし、ポストシーズンでは9試合に出場。現在の契約は2024年シーズン終了後に切れるもので、『Over The Cap (オーバー・ザ・キャップ)』によれば、2024年のサラリーキャップヒットは4,000万ドル(約59億7,340万円)を超えるという。
ここ2試合ではバクティアリに代わってラシード・ウォーカーが出場していた。ヨシュ・ナイマンも3番手のタックルとして今季のスナップに参加している。
今回の動きに付随して、パッカーズは練習生だったラインバッカー(LB)クリスチャン・ウェルチと契約してアクティブロースターに迎えた。また、木曜日の試合のために、コーナーバック(CB)のコーリー・バレンタインとキオンドレ・トーマスを練習生からアクティブロースターに昇格させている。
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