今週、逮捕されたことが分かったディフェンシブエンド（DE）チャンドラー・ジョーンズをラスベガス・レイダースがリリースした。NFLのトランザクションワイヤが現地9月30日（土）に伝えた。

ジョーンズは28日（木）の深夜にラスベガスで逮捕され、ドメスティックバイオレンスによる保護命令違反2件について起訴されている。12月4日（月）に罪状認否が行われる予定だ。

チームは9月29日（金）に声明を出し、「チャンドラー・ジョーンズが必要とするケアを受けられることを願っている。彼、彼の家族と関係するすべての人々のことをわれわれは思っている」と述べた。

33歳のジョーンズにとってはさまざまなトラブルの末のリリースとなる。

彼は9月25日（月）にソーシャルメディアへの投稿で、自分の意思に反してラスベガス消防局によって入院させられ、その後行動保険センターに連れていかれたと主張した。ラスベガス地域にある精神療養施設の患者権利章典らしきものも投稿しており、「俺がネットに書き込みをしたことで、みんなが俺を心配していると警察から言われた」と書かれていた。

逮捕当日の木曜日にも、ジョーンズは25分間にわたって心配になるような動画をソーシャルメディアに投稿している。

レイダースは個人的な事情により9月20日（水）にジョーンズを非フットボール疾病者リストに登録していた。

ジョーンズは2012年のドラフト1巡目でニューイングランド・ペイトリオッツに指名された。そこで4年間プレーした後、アリゾナ・カーディナルスで6年を過ごしてから2022年に3年5,100万ドル（約76億1,813万円）の契約でレイダースにやってきた。これまで4度のプロボウルに選出され、キャリア通算112回のサックを挙げている。

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