スティーラーズQBピケットが骨挫傷、シーズン第5週は出場の可能性も
2023年10月03日(火) 13:17現地2日(月)、ピッツバーグ・スティーラーズはシグナルコーラーの膝の負傷について、すべてを考慮すれば朗報と言える知らせを受け取った。
日曜日にヒューストン・テキサンズに敗れた試合で骨挫傷を負ったクオーターバック(QB)ケニー・ピケットは、短い期間で離脱することになりそうだが、シーズン第5週の試合から除外されたわけではないと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが伝えている。ピケットは筋捻挫も抱えているものの、シーズン第6週のバイウイークまで休ませるという選択をチームがしなかった場合、第5週のボルティモア・レイブンズ戦に出場する可能性はあるという。
問題の試合の第3クオーターで、ピケットが第4ダウンでサックされた際にテキサンズのディフェンシブエンド(DE)ジョナサン・グリーナードの下で膝がおかしな形で曲がっていたことを思えば、今週末の試合に出場する可能性が残されているということは、考えられる限りでベストのシナリオだと言える。
ピケットが骨挫傷を負ったのは、スティーラーズが16対6でテキサンズを追いかけていたときのことだった。この日のスティーラーズ攻撃陣は、急浮上しているテキサンズを前になかなかプレーを決めることができなかった。
必要に応じてシーズン第5週にも登場する可能性のあるミッチェル・トゥルビスキーが、代役としては遜色ないプレーを見せた。しかし、スティーラーズは第4クオーターにさらに14ポイントを献上し、30対6で敗れている。
攻撃陣の実りのなさは、シーズンの第1四半期におけるピッツバーグの主題となっている。スティーラーズ攻撃陣は、これまで4試合のすべてでタッチダウンが1回か、それ以下だった。
ピケットが足を引きずりつつプレーすれば、ライバルのシンシナティ・ベンガルズがふくらはぎに問題のあるQBジョー・バロウと見せたように、スティーラーズの勢いはさらに弱まるかもしれない。しかし、若きクオーターバックが仲間たちと関係を築き、オフェンスの成長痛を感じながら進んでいくことも、また重要だ。
ピケットは今季これまでに、803パスヤード、タッチダウン4回、インターセプト4回、成功率60.6%をマーク。
その数字が今週末に伸びるのか、それともバイウイークの後までお預けになるのかは、今後分かってくるだろう。
【RA】